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(4)不眠症の原因と治療


このページでは、「不眠症」とはなにか?をコリトル高山流に解説していきたいと思います。そして、サーキュレーションセラピーでは「不眠症」をどのように治療するのかも説明いたします。

体に不調がある人は間違いなく不眠症
武蔵野リバースにいらっしゃる患者さんたちは、原因不明の自律神経失調症や筋肉のコリ、その他いろいろな病気を治したくて来院されます。実は、そのほぼ100%の人が病気とは別に不眠症で悩んでいます。

患者さんの多くは、「病気になったから不眠症になった」と思っているようです。しかし、実際には「不眠症になったから病気になった」というのが正解。まずは、病気治療そのものより、不眠症を改善させる。それが何より早く病気を治すことにつながります。

不眠症の人は「寝つきが悪い(入寝障害)」「眠ってもすぐに起きてしまう(中途覚醒)」「眠りが浅い(熟眠障害)」「朝早く目覚めてしまう(早朝覚醒)」「まったく眠れない(不眠症)」といった症状に苦しみます。
    
これが日常的になってしまうと、いつも不機嫌で、午前中は体がだるく、日中は疲れやすくなります。また、胃もたれがするので朝の食欲もなく、お通じはビチビチ便かウサギのウンコ……。さらに、肩コリ腰痛が慢性化しているので、頭痛や吐き気、立ちくらみや息切れ、原因不明の微熱が続くなどの不定愁訴と呼ばれる症状も出現します(((=_=)))フラフラですね。

一説では、日本人のおよそ20%、5人に1人が不眠症であるといわれています。アメリカの調査では、睡眠時間は長すぎても短すぎても死亡率が高くなり、7〜8時間の人がいちばん長生きできるとか。

恐ろしいのは、長く不眠症を患っていると、心にも影響が出てくること。たとえば、日々おっくうで、やる気が起こらず、何をやっても興味が持てない。自己嫌悪に陥ったり、自分の能力や将来の生活まで不安でたまらなくなったりする。つまり、ウツの状態になっていくのです。

では、どうしたら不眠症を克服できるのでしょうか?そのノウハウをここではご紹介したいと思いますが、まずは体のコリをほぐすことが一番大切だということを理解してください。体のコリがほぐれれば、心のコリも自然になくなり、不眠症も克服できるのです。

そして、眠りを誘うメラトニンという睡眠ホルモンが脳から分泌されているので、食べ物にも含まれているメラトニンを多く摂るようにします。穀類(玄米)、豆類、根菜類、とうもろこし、大麦などを積極的に食べるといいですね。

また、不眠症の人は35度代の低体温です。体温を上昇させる入浴も大切になるため、正しい入浴法も紹介したいと思います。

睡眠って何?
「睡眠とは何ぞや?」この質問をして、スパッと答えられる人はあまりいないと思います。睡眠があまりにも日常的なので、睡眠って何だと聞かれても「眠ることだよね」くらいしか思い浮かばないのが普通でしょう。
    
睡眠は、色(性欲)・食(食欲)・睡(睡眠欲)・財(財欲)・名(名誉欲)といった五欲のうちのひとつ。人間だけが持つ本能です。人間はこの五欲で心を作っていますが、そのうちのどれかひとつでも調子が悪くなると病気になりやすくなります。逆に五欲が満たされれば感動することができるのです。

たとえば、よく眠れなければ食欲が落ち性欲も減退します。男性なら朝立ちしなくなりますし、女性ならカッコイイ人を見ても何も感じなくなります。よく眠れれば、食欲もわいてきて「おいしい」と感動しますし、性欲だってそれなりに旺盛になり「ステキな人ね」「気持ちいい」と感動するわけです。

睡眠は本能ですから、これが狂ってしまうと、その他の本能も連鎖反応を起こしてすべてダメになります。最終的には、不眠症のために病気になる。これが最大にして最悪の結末です(_ _。)・・・そっかぁ〜。
    
病気になるとき、まずは睡眠が阻害されます。次に食欲が失せ、便通が悪くなります。病気が治るときは逆に睡眠から改善されていきます。よくいわれるように快眠・快食・快便の順番で良くなっていくわけです。

   
睡眠中に体では何が起こっているのか?
寝ているあいだに私たちの体の中では、細胞が新陳代謝をして、古いものから新しいものへと入れかわっています。健康な人が8時間眠ると、1キログラム、約1兆個以上の細胞が生まれ変わります。もちろんミトコンドリアも同時に生まれ変わります。

不要になった細胞は白血球に消化吸収され小便として排泄されるか、必要なものは再吸収されます。不要なものとは、疲れてヘタってしまった細胞、1日に3千個も生まれるガン化した細胞、腫瘍化した細胞で、これらを捨てることで免疫力がアップし、老化の進行を遅らせます。

この細胞の新陳代謝は寝ているときだけにしかおこなわれません。つまり不眠症の人は、免疫力が低下し、老化しやすくなっているので、病気にもなるわけです。

細胞の新陳代謝が寝ているときだけにしかおこなわれないということは、意志の力だけで睡眠時間は決められないということです。寝ていない日が続くと、その分を補うようにどこかでドカっと眠ってしまう。こんな経験はだれでもしたことがあるはずです。つまり、忙しくて眠る時間がなくても、体は眠りを要求するということです(*_ _).。oOグゥー・・・(; ̄◇ ̄)ハッ!気づいたら寝てたっ。
 
熟睡感を得るには寝はじめの90分が勝負!
毎日、ある程度の時間は眠っているのに熟睡感がない。こうした不満をもっている人も、ある意味で不眠症といえます。眠っても熟睡感がないのは、「睡眠の質」が良くないから。睡眠の質は、眠った時間よりも深さで決まるのです。そのメカニズムを少し説明してみましょう。

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。ノンレム睡眠は4つの段階に分かれており、第1段階から第4段階にいくほど眠りが深くなります。第4段階のもっとも深い眠りを過ぎると、今度は浅い眠りのレム睡眠へと移行します。このノンレム睡眠とレム睡眠が1セットで約90分。これを朝までに何回かくり返して目覚めます。もし6時間眠った場合は、計4セット眠ったことになるわけです。
 
一番深い睡眠は、1セット目に訪れるノンレム睡眠の第3、第4段階にしか得られません。このとき、成長ホルモンが大量に分泌されたり、脳や体の疲労を回復させたり、免疫能力が向上したりします。

つまり、質のいい睡眠のためには、寝はじめの90分が勝負!寝つきさえ良くなれば、熟睡感を得られるわけです。とはいえ「眠ろうとしてもそんなにコロっと眠れないよ(〇◇〇) 」という人がほとんどでしょう。そこで、どうしたら寝つきが良くなるか、次の項目から色々な方法をご紹介してみましょう。

無理に眠ろうとするとストレスになる
「早く寝なくちゃ明日がつらい」「8時間は絶対に寝なくちゃ」。そう思って無理に眠ろうとすると、かえってプレッシャーとなりストレスになってしまうことがあります。この状態が悪化すると、「今夜もまた眠れないかもしれない」といった「予期不安」に襲われ、ますます眠りは遠ざかっていきます。

予期不安を簡単に説明すると、たとえば、会社が倒産するんじゃないか、リストラにあうかもしれない、自分はガンなんじゃないかなど、自分の将来に可能性の薄い不安をいだくこと。眠れないと強く思うのも予期不安ひとつです。

予期不安が起こると、実は本格的な治療が必要な不眠症になる可能性が高くなります。対処方法としては、「とにかく気にしない」こと。実はそれしかないのです(゚_゚;)そっそれだけ?

体内時計にあわせた有効なお昼寝をする
人間には体内時計があって、1日の単位は25時間です。これに対して地球の1日は24時間。毎日1時間の時差があります。この1時間の時差をなんとかしないと、睡眠時間は毎日1時間ずつずれてしまい、結果的に不眠症になってしまうケースもあります。
    
体内時計を24時間周期にする一番いい方法は、朝日を浴びることです。朝起きたときに太陽の光を見ると、体内時計はゼロになり、体に1日のスタートを知らせてくれます。家族がいる人は、起こしてもらう15分〜30分前にカーテンを全開にしてもらいましょう。すると自然と目が覚め、さわやかな朝を体験できるはずです(〃o〃♪)ウキウキ。
    
体内時計がゼロにリセットされたあと、私たちの体には1日で2回の眠気の山がやってきます。1回目は朝に太陽の光を見てから約14時間〜16時間後の夜。朝8時に太陽の光を見た人は、22時〜24時には、きちんと睡魔が襲ってきます。

2回目は就寝してから約15時間後の昼間。深夜12時に寝たら、午後3時くらいに眠気がさしてくるわけです。

文部科学省では「快適な睡眠の確保に関する総合研究班」が「正しい昼寝の方法」として、正午〜15時までの間に15分〜20分間、イスに座ったまま眠ることを推奨しています。この昼寝方法は体内時計にあわせた効果的なもので、頭をすっきりさせ、疲れをとり、仕事や勉強の能率を高めます。
    
文部科学省の推奨する昼寝方法もいいとは思います。しかし、私の考えでは、できれば横になって筋肉を重力から解放してあげたほうが、より好ましいのではないかと思っています。横になることで筋肉にかかった疲れをオフにし骨休めするのです。ここで何時間も昼寝をしてしまうと、夜まったく眠れなくなってしまいますので、やはり時間は15分〜20分睡眠は守りましょう。

休日に「寝だめ」をするのはダメ
ウィークデイは忙しくて十分な睡眠時間がとれない。だから週末にはたっぷり「寝だめ」をしよう。こう思うのは人情ですが、休日に寝だめをすると体内時計が狂ってしまうので、平日の寝不足や不眠症に拍車をかけてしまいます。

体内時計は朝の起床時間を起点としているので、休日にいつもより4時間遅く起きると、就寝時間も当然4時間遅くなります。その結果、日曜日の夜は眠れず、月曜日の朝は睡眠不足でグッタリとなるわけです。さらに寝すぎはゆううつ感を起こさせます。うつ病傾向にある人なら当然、悪化させてしまいます。

ただし、休日にいつもより少しだけ寝坊をするのは、心の健康にとってもプラスに。週末の寝坊はプラス1時間程度におさえ、足りない分は正午〜15時までの間。15分〜20分前後の昼寝でおぎないましょう。

体温の上下動をつくって眠りやすくする
体温は、明け方になるともっとも低くなります。そして、目覚める少し前から次第に上がり覚醒します。夕方から夜にかけて体温はピークに達し、夜間に向かって徐々に低下し眠くなります。

この体温変化のリズムが正常であれば、不眠症に悩むことはありません。日中は活動的に過ごして体温を上げ交感神経系を優位にする。夜はリラックスして体温を下げ副交感神経系を優位にする。このメリハリが大切なのです。

この体温変化のリズムを意図的につくるには、就寝2〜3時間前に適度な運動をするといいでしょう。たとえば、ウォーキングやストレッチなどが最適です。適度な運動をすると血行が良くなるため一時的に体温が上がり、その2〜3時間後に熱放散が促進されて体温は下がります。このような体温の上下動があると、眠りやすくなりますo(_ _*)Zzz。

ただし、就寝直前や深夜にジョギングなどの激しい運動をすると、神経の緊張を高め、自律神経を興奮させ、過度の筋肉疲労を蓄積します。体温は高くなったまま下がりにくくなり、交感神経が優位になって眠れなくなります。

ストレッチなど適度な運動をした場合はどうかというと、一時的に体温が0.5度〜2度程度上昇しますが、運動後には血行がよくなり、体熱の放散が促進されるので体温が下がりやすくなります。これは、ぬるい湯船につかっても同じことです。

適度に身体を温めたあと、体温を下げる。これが快眠には欠かせない条件なのです。

空腹でも満腹でも眠れなくなる
不眠症の人にとって、じつは食事も大切な要素のひとつです。夕食や夜食を満腹になるまで食べてしまうと、胃や腸の消化活動が活発になり、体が興奮状態になって寝つきが悪くなります。少なくとも眠りにつく3時間前までには夕食を済ませ、腹八分目を目安にすることが安眠への近道になります。
   
しかし、お腹がすいて眠れないこともあります。これは血液中のブドウ糖の減少を感じる空腹中枢が働き、脳が興奮状態になってしまうから。つまり、満腹だと身体が、空腹だと脳が興奮して眠れなくなってしまうのです<(T◇T)>眠れないよぉ〜。

空腹で眠れないなら、消化のよいおかゆなどを小量食べるようにするか、睡眠に重要な役割を果たすトリプトファンや精神を安定させるカルシュウム豊富なホットミルクを飲む程度にとどめておきましょう。

以下に、不眠症の人におすすめの食事について、詳しく書いてみましたので参考にしてみてください。
   
食べる快眠 1 睡眠の質を良くする和食のすすめ
日本人が昔から食べてきた和食の中に、眠りに有効な食材がたくさんあります。たとえば、味噌、醤油、納豆には精神安定作用のある「ギャバ」と、リラックス効果のある「大豆ペプチド」が含まれています。

ギャバはノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなど興奮を高める物質が脳内で伝わらないよう、また興奮を抑える作用がある抑制性神経伝達物質。同時に血圧降下、精神安定の機能があることから、眠れないときに食べるといい食品です。

大豆ペプチドは、朝食時に摂ると身体機能や覚醒水準を高めてくれ、夕食に摂取すると緊張感を緩和し疲労感も軽減してくれるので安眠しやすくなります。とくに納豆は、脳のなかで「セロトニン」という催眠効果のある物質に変わる「トリプトファン」も含まれているので、夕食時には必ず食べたい一品です。
   
トリプトファンは、眠りをさそい安眠を持続させるのに有効です。世界中で日本人しか食べないだろうといわれている「ひじき」には、精神を安定させ不眠をふせぐ「カルシウム」が、牛乳の約14倍も含まれています。カルシウムが不足すると神経過敏になり、イライラして眠れなくなるケースもあるので、そんな人にはおすすめです。
 
ちなみに、肉をたくさん食べたあとは眠りにくくなります。その理由は、日本人の腸の長さにあります。日本人の腸は欧米人と比べて1.3倍〜2倍も長く、肉を消化するには向いていません。腸が短ければ肉が腐敗する前に体外へ排泄できますが、長ければ肉を消化するために相当量の時間とエネルギーを使います。肉をたくさん食べてしまうと内臓が休まらずに、快眠できなくなるわけです(*゚O゚)●ゞ パクッ。   

食べる快眠 2 レタスをたくさん食べる
レタスの芯や葉を切った部分から出る苦味のある白い液体には、入眠を促進させ、自律神経のバランを整え、沈静作用のある「ラクチュコピクリン」という成分が含まれています。快適な睡眠を得るには、体内にあるホルモンであるメラトニンやセロトニンが大きく関係していますが、ラクチュコピクリンも、これらと同等の働きをします。

一般的にレタスと呼ばれている球形の玉レタスの他に、サニーレタス、サラダ菜、プリーツレタス、グリーンカール、グリーンリーフ、コスレタス、ステムレタス、サンチュ、サラダ菜などにもラクチュコピクリンは含まれています。

中でもラクチュコピクリンが豊富なのがサンチュです。ラクチュコピクリンの性質上、少量食べた場合は鎮痛効果を、大量に食べると麻薬効果を発揮しますから、たくさん食べたほうが熟睡するにはいいはず。もちろん少し食べてもリラックス作用はあります。
    
イライラ防止に役立つカルシウムたっぷりの干しえびや小魚と一緒にサッと炒めれば、カサが減ってたくさん食べられます。また、コンソメ味やトマト味のスープに入れてもおいしくいただけます(´ρ`)ウマソー。

大量のレタスをサラダで食べると、体を冷やしてしまう危険がありますから、できるだけ火を通してから食べるようにしましょう。また、レタスで眠くなる量には個人差があるため、何度か食べて自分にあった量を見つけてください。 

食べる快眠 3 お酒を飲むならつまみは種実類
ちょっとしたお酒のつまみとして、くるみ、アーモンド、カシューナッツ、ゴマ、ピスタチオ、マカダミアナッツ、ピーナッツ、カボチャの種、などの種実類をチョイスするのは、不眠症の人には効果的です。

種実類には抗ストレス作用のあるマグネシウムが多く含まれており、精神の安定や鎮静に働くセロトニンの生成時にも必要とされますし、抗ストレスホルモンを作り出す副腎皮質の機能を助ける働きもします。ストレスが強くて眠れない人には、もってこいのおつまみといえますね( ^^)/▽☆▽\(^^ ) カンパーイ!。

たくさんお酒を飲むと利尿作用からマグネシウムは不足しがちになります。マグネシウムが不足すると細胞内にカルシウムが流れ込みすぎて、けいれんやふるえが起こったり、イライラと興奮しやすくなったりします。カルシウムは精神を安定させるため快眠に役立ちますが、摂り過ぎには注意が必要なのです。
   
ちなみに、もしサプリメントでマグネシウムとカルシウムを摂取するなら、その理想バランスは2:1〜3:1。カルシウム600mg〜700mg、マグネシウム260mg〜320mgが1日の目標摂取量と覚えておきましょう。

食べる快眠 4 ショウガで体を温める
市販のショウガをすりおろして、そのしぼり汁を浴槽に入れる「ショウガ風呂」は、日本独自の入浴剤として昔からよく使われてきました。また、風邪のひきはじめにショウガ汁と蜂蜜をお湯に溶かした「ショウガ湯」を飲むと良いのは、おばあちゃんの知恵として知られています。

では、なぜショウガを風呂に入れたり、風邪のときに飲んだりするのかといえば、体温をあげるのに有効だからです。科学的に少し説明してみますと、ショウガ独特の香りは「ガラノラクトン」という成分で、痛みの原因物質を抑える働きをします。また、辛味成分の「ジンゲロール」「ショウガオール」なども含まれており、こちらは血行を促進し体を温める作用があります。

つまり、頭痛やコリ、冷えのために寝付けない人には、ショウガは最適な安眠剤といえるのです(* ̄_ ̄*)あったまるなぁ〜。

ところで、この三つの成分は中国や台湾産のものにはほとんど入っていません。よく眠りたいなら、国内産のショウガを購入すべきです。ただし、国内産のショウガを大量に食べると、胃腸の粘膜を刺激して腹痛や下痢を起こすケースもあるので、気をつけたいところ。

夕食時にショウガを使った料理を食べ、就寝前に熱いショウガ風呂につかり、ショウガ湯を飲む! これで体温をあげて快眠できるようになること間違ナシです。

食べる快眠 5 インスタント食品は食べちゃダメ!
コンビニはもちろんスーパーマーケットまでもが24間営業している時代ですが、真夜中にニンジンや大根などの素材を買って料理をする人は、どちらかといえば少ないのではないかと思います♪_4ヾ(゚◇゚ )料理は好きだけど……。

では、何を買うのかといえば、やはり手軽なレトルト食品やラーメン、スナック菓子に代表されるインスタント食品ではないでしょうか?

じつはこのインスタント食品には変質を防ぐために、「亜鉛」の吸収を妨げる保存料の「リン酸塩」が多く含まれているため、年中食べていると亜鉛不足になってしまいます。亜鉛が不足すると、イライラしたり、落ち込んだり、うつ症状がひどくなったり、不眠症になる可能性が高まります。

また、リン酸塩を多量に摂取すると「カルシウム」が体内から排出される傾向にあるため、イライラはさらにひどいものに。

インスタント食品は手軽で便利ですが、できるだけ食べない。これが快眠につながってくるので、覚えておいてください。

低体温を克服して快眠を得る
武蔵野リバースにいらっしゃる方は、ほぼ100%不眠症だといいましたが、じつは彼等の多くは低体温でもあります。

本来なら日常の平均体温は36度5分〜37度が理想的ですが、低体温の人は36度以下、良くても36度1分〜2分です。ひどい人は35度前後なんて人もいます。なぜ、36度5分〜37度の体温が理想的なのかといえば、細胞内のミトコンドリアがしっかりと活動できる温度だからです。ミトコンドリアは、電気エネルギーと温熱エネルギーを同時に作りだしています。このとき重要になるのが、エネルギーを作りだす基となる「ATPサイクル」。
   
ATPとは「アデノシン三リン酸」の略称で人間の体内で生産される化学物質。体内の糖質を、呼吸によって摂りいれた酸素とゆっくり反応・燃焼させることにより発生するエネルギーの一部を利用してATPは作られます。電気エネルギーや温熱エネルギーは、このATPの中に蓄えられており、必要に応じて取りだし利用されます。
    
ちょっと難しくなってしまいましたが、つまりはATPがうまく生産されないと、低体温になってしまうのです。そして低体温だとミトコンドリアがうまく活動できずに病気になります。さらには生命力も低下し、不眠症をまねく悪循環におちいってしまうわけです。

健康な人なら平熱は常に36度5分〜37度くらいです。これを患者さんに言うとみなさん「え゛っ!」と、驚かれますが、50年ほど前までの日本人の平均体温は37度だったといわれています。しかし、今の37度となると「微熱が出て体がだるい」とか「風邪をひいて大   変だ」と、大騒ぎをして薬を飲んでしまう場合もあるのではないでしょうか?{{{{( ̄△ ̄;)}}}} 熱があるぅ?

平熱が37度であれば、不眠症を克服し、病気も治りやすくなります。そこで、次の項目では低体温を改善する方法をご紹介したいと思います。

低体温を克服する入浴方法
質の良い睡眠を得るためには、昼はバリバリ活動して、低体温を克服することが重要になります。昼間しっかり活動していれば夜はグッスリと眠れるようになるわけです。それでもなお低体温だという人は、ゆっくり湯船につかって体を温める方法が効果的です。

一説には、42度を越える熱い風呂に入ると、交感神経が優位になり、「アドレナリン」というホルモンも同時に分泌され興奮状態になるため、眠りにくくなるといわれています。体が眠るのに適した体温におちつくまでには2時間以上はかかるので、熱い風呂に入るなら、床につく2時間以上前までにすべきなのだとか。

この説は、健康な人にとっては間違いではありません。しかし、低体温の人にはおすすめできません。低体温の人が2時間以上前に熱い風呂に入ったら、湯冷めをしてしまい、体が冷えすぎて眠れなくなってしまいます。

また、40度以下のぬるい風呂にできるだけ長時間つかっていることが良いともいわれていますが、私の意見としては「ぬるい風呂」ではなく、「自分が気持ちいいと感じる温度の風呂」につかるほうが正しいのではないかと考えています。その人が快適と感じること、精神的な満足感も重要なはずですε=ε=ε=ε=ε(/*^▽^)/ワーイ‖風呂‖。

もし36度以下の低体温だと自覚したら、風呂には次のようにして入るといいでしょう。
1、 最初はぬるめのお湯をはった湯船に入る
2、 追いだきをして、だんだんとお湯の温度をあげていく
3、 体が温まったら一度湯船から出て体を冷やす。このとき手桶で水をかぶれる人はかぶってみてください
4、 さらに追いだきした風呂に入る
5、 1〜4を何度かくりかえします。のぼせを感じるようなら、風呂の中で水を飲んだり、冷たいタオルで顔を冷やしたりします
   
このような方法で体や髪を洗いながら風呂に入っていると、当然、長風呂になります。すると自然に体温があがって体調もよくなりますし、不眠も解消されるはずです。

熱いお湯がどうしてもダメな人や、追いだきの風呂釜がないご家庭の方は、ぬるめの風呂に20分以上つかってください。このときは半身浴で風呂のフタを半分閉め、本でも読みながらゆっくりと入ってみましょう。

ぬるめの風呂に20分以上入っていると、副交感神経が優位になり「アセチルコリン」というホルモンが分泌されて、体と脳がリラックスして眠りやすくなります。

運動不足も快眠を妨げる原因のひとつですが、ぬるめの長湯には、ウォーキングなどの有酸素運動と同じ効果があります。要するに、ぬるめの長湯は、よく眠れる準備をしながら、運動不足も解消できる一石二鳥の方法というわけです。

私は患者さんに「きちんと入浴していますか?」とよく聞きます。するとみなさん「はい」と答えてくれるのですが、よくよく聞いてみると、ほとんどの人がシャワーだけで湯船にはつかっていない様子。シャワーだけでは体温は上昇しません! 低体温を克服して快眠したいなら、少々めんどうでも湯船にお湯をはって、しっかりと温まってください。
    
寝酒は快眠を阻害します
よく「寝酒を飲まないと眠れないです」という患者さんがいます。確かにお酒には入眠を促進する作用があるため、よく眠れるイメージがあるのですが、アルコールによる睡眠は眠りの質を悪くします。

夜中に突然目がさめたり、やたらとノドが乾いて水を飲みに起きなければならなかったり、 再び眠りについても今度は尿意をもよおして目がさめたりと、睡眠を途切れやすくするのです。

また、毎晩寝る前にアルコールを飲み続けていると、1週間ほどで深い睡眠は減少していきます。体内のアルコール耐性はすぐにできるため次第に摂取量は増加し、アッという間にお酒なしでは眠れない体になってしまいます(*^¬^*)ノ□ もう一杯!。

眠るために、さらにアルコールへの依存が進めば、飲まないと寝つけなくなり、飲んだからといってぐっすり眠れるわけでもない状態になるわけです。

とにかく睡眠目的のお酒はよくありません。いきなり寝酒をやめられないなら、少量ずつでもいいですから酒量を減らしていく努力をするべきでしょう。
   
夕食時までに適量のお酒を飲むぶんには眠りを妨げることはありません。適量とは常温でワインならボトル3分の1本程度、清酒なら1合、ウイスキーシングルなら2杯くらいです。これは体重60kgの人が30分以内に飲んだケースで、約3時間で代謝できる量に相当します。体格によっては多少、量に違いがでますが目安にはなるでしょう。
  
医学的には、これらの分量を「酒1単位」とし、「1日2単位までなら適量である」ことが定説になっています。たとえば、ワインならボトル3分の2本で2単位になりますから、それ以上飲んでしまうと適量を超えてしまうわけです。
      
短眠は短命につながる
私たち人間は、1日の3分の1、つまり8時間は最低でも眠らなければ、体や心の健康を維持していくことはできません。一説では5時間未満の短時間睡眠(ショートスリーパー)でも十分な人もいれば、10時間以上の睡眠を必要とする人(ロングスリーパー)もいて、睡眠時間には個人差があるとされています。
   
しかし、ショートスリーパーは短命であるといっても過言ではありません。その根拠は、睡眠中にだけ細胞が新陳代謝をして古いものから新しいものへと入れかわり、同時にミトコンドリアの活動も回復するから。また、骨の中の骨髄で行われる造血作用も睡眠中だけにしか起こりません。

つまり、あまり眠らない人は、細胞もミトコンドリアも活発に生まれ変わりませんし、新しい血液も作られない。ということは、自ら命を縮めているのです。細胞の中で死んでしまったミトコンドリアを完全に再生させたり、骨の中の骨髄で新たな血液を正常に作ったりするためには、必ず8時間以上連続して眠らなければならないのです。

とはいえ、現代人の生活で8時間連続して眠るのは難しい場合もありますし、少しでも不眠ぎみの人は、とても8時間も連続では眠れないでしょう。

そんな人は体を重力から解放させるために、座ったり横になったりして「骨休め」をしてください。骨休めは書いて字の如く、骨を休憩させます。また、ヘタっていたり、疲れていたり、働きが弱まっているミトコンドリアの疲労も、ある程度回復させます。骨休めだけではミトコンドリアも血液も新たに作られませんが、疲労を回復することはできるので、睡眠不足の人には有効なのです\(´∀`)/ 骨休めぇ〜
    
短眠は短命につながります。ゆっくり眠ることに罪悪感を持っている人が多いですが、眠りは何より優先しなければなりません。もし、寝不足が続いたら、横になる時間を長くとるようにすべきですし、疲れたら半日寝ていてもかまいません。健康な人なら、きちんと鼻呼吸をして12時間も眠れば、力がわいてきてじっとしていられなくなるはずです。
    
余談になりますが、子育てをする際、小中学生までは、できるだけ早く寝かせて、自然に目覚めるまで起こさないことが重要になります。夜遅くまでテレビを見たりゲームをしたりしている子供を、朝になってたたき起こすのは間違った子育て法だと覚えておきましょう。

    
眠らずに活動時間を有意義に使う?
日経新聞の朝刊に、興味深いコラムが掲載されていました。筆者は華々しい経歴を持つ弁護士さんで、テーマは「眠らずに活動時間を有意義に使おう」というものでした。

コラムの内容を要約すると……、1日は24時間しかない。これは制約であり、活動時間を増やすには『できるだけ寝ないこと』。睡眠には1時間半のサイクルがあり、3時間、4時間半、6時間なら深い睡眠を得られる。この短い睡眠時間に毎日耐えられるタイプの人と、耐えられないタイプの人がいる。弁護士は耐えられるタイプだったからこそ、成功した人生を歩めたのだと書いてありました。
    
私は、このコラムを読んで、まさに彼は戦後の日本の発展に力を尽くされた、団塊の世代の代表者なのだと思いました。「四当五落」を実践してきた方です。四時間睡眠は合格、五時間睡眠は不合格と自分に言い聞かせて人生を走り抜いてきたのでしょう。
    
しかし、私は彼を現代社会のシステムのなかで勝ち抜いてきた人だと賞賛したい半面、「生命を削って身を立ててきた、はかない成功者」であるとも感じました。生命の仕組みなどを振り返らず、結局自分の命を犠牲にしている。武蔵野リバースにもこうした方がよくこられます。
    
突然のくも膜下出血、呼吸不全、不整脈、なかには分けのわからない不安感に襲われ役員会に出られなくなったと、心身がボロボロになってから治療に来られた方もいました。現実に彼らの体は、眠らないために細胞の新陳代謝が不完全になり、全身で動脈硬化が起こり、血管がもろくなっています。
    
彼らにとって眠ることはある意味、罪悪なのでしょう(*´o`)=зいっぱい寝ちゃった……。睡眠とは疲れが取れ、仕事ができればそれでいい程度に考えているのは明らかです。本来、睡眠とは疲れをとることだけが目的ではありません。細胞内のミトコンドリアを生まれ変わらせ、病気に対応できる体づくりをする。これは眠っているときにしかできない重要なことです。
    
彼らは皆、似たような顔つきをしています。顔はいかつく、眼光鋭く、やる気満々の表情。眉間の立てジワが深く、眉の筋肉が盛り上がった、厳しい顔つきです。常に大きなストレスや何らかの重圧に耐えているから、顔がコッてしまうのです。だから同じような顔つきになるわけです。

    
そんな顔をした眠らない成功者たちには、いつ何が起きてもおかしくありません。突然死に見舞われたり、朝起きたら急に不安感に襲われたり……。私はコラムを書いた弁護士さんに「短眠は短命」であると、ぜひとも言いたいと思います。眠らずに命を削り、成功して何になるでしょう。しっかり睡眠をとっても成功する人は成功します。眠らずに病気になったら、すべてがそこでストップしてしまいます。くれぐれも、「短眠は短命」であることをお忘れなく!

眠らなければ遠からず病気という落とし穴に落ちてしまう
株式会社ギャガ・コミュニケーションズの宇野康秀代表取締役社長が、「睡眠を削ってでも勝ち残るためには一生懸命にやらなくてはならない」と言っているのを聞いたこともあります。

宇野社長はIT関連事業を手がけている人の中でも、とくに成功している人のひとりです。彼が「睡眠を削ってでも」という言葉を口にすると、何やらそれが日本人の美学のように聞こえるから不思議です。

しかし、コリトル流に言えば、確かに眠らずに働きまくればビジネスは成功するでしょうが、寿命が短くなっちゃうよ。早死にするよ。ということになる。

睡眠は「色・食・睡・財・名」五欲のうちのひとつ。つまり本能であり欲望なのですから、この中のどれかひとつでも抑えると、必ず他の欲望に影響を及ぼします。たとえば、睡眠欲を押さえると、食欲が落ちます。食欲が落ちると十分なエネルギーを蓄積できないために性欲が減退します。それをくり返しているうちに、病気という落とし穴に落ちてしまうのです/(。O。)\おちるぅ〜。

宇野社長をはじめIT関連事業で成功されている人々は、まだまだ年齢的に若いために、落とし穴に落ちてしまった人は少ないかもしれません。しかし、眠らなければ遠からず落とし穴に落ちてしまうのは確実です。ぜひとも気をつけていただきたいものです。
   
それにしても、彼らはどうしてそんなに急ぐのだろう?と私は思います。豊かであっても余裕がないように見えるのです。ITの発達で情報は24時間あたりまえのように手にできますし、コンビニはもちろんスーパーマーケットまでもが24間営業している世の中では、本当に自分で自分をコントロールしないと、十分な睡眠を得るのは難しくなってきているのかもしれません。豊かで余裕のある生活となると、やはり難しいのかもしれませんね。
    
まだ日本に電気が普及する前の時代は、それこそ日暮と共に眠り、太陽が昇れば起きる。そんな原始的な生活をしていました。不便で不自由な生活でも、睡眠に関しては、その時代のほうが健康的だったといえます。

現代でも日本人の場合、日照時間の短くなる春から夏、とくに7月〜8月には睡眠時間は短くなります。また、秋から冬は睡眠時間が長くなり、11月〜12月には1年の中で最も睡眠時間が長くなるのが普通です。

こうした自然の摂理に反して、1年中眠らない日本人の将来を危険だと感じでいるのは私だけではないはずです。ちょっと極端ですが、1日8時間以上は眠らなければならない。といった法律を作ってもいいと思っているくらいです。
   
不眠症がだんだん良くなっている実感がある
62歳の男性が、なんの前触れもなく、くも膜下出血で倒れました。くも膜下出血は脳血管障害のひとつで、脳に血液を送る太い動脈にできたコブ(動脈瘤)が破れ、脳の表面に出血する病気です。

幸い、彼の場合は3ヶ月で退院することができました。しかし、病気以前は感じなかった右側の肩コリと、不眠症に悩まされ、彼は武蔵野リバースに来院されたのです。

退院してからというもの、とにかく寝つきが悪く、眠ったと思ったらすぐに目がさめてしまうか、眠りが浅く悪夢ばかり見るのだと言います。眠れずに布団の上で悶々としているときには、悪いことが次々脳裏をよぎり、悲観的な気分になって、ろくなことを考えないのだとも話してくれました。

彼のように手術というストレスを受けたために不眠症になってしまう人は少なくありません。その結果、コリも発生してしまうのです。反対に、あらゆる病気は不眠症から始まるといっても過言ではありません。眠れないストレスから体調が悪くなり、自律神経失調症をひきおこします。そして、生命力・免疫力が低下し、病気になり、その病気がまたストレスとなり体調が悪くなるといった悪循環になるわけです。

最近、脳ドックが流行していて、8mm以上の動脈瘤がある人は、くも膜下出血になる可能性が高いので破裂する前に手術したほうがいいと、医師から決断を迫られる場合があるといいます。「手術をしたほうがいいのだろうか?」と苦悩するストレスと、手術した後のストレス。どちらにしても不眠症になってしまう危険性をはらんでいます<(*◇*;)>眠れないよぉ。

くも膜下出血から不眠症になってしまった彼の体は、首から肩にかけてガチガチに硬くコッていました。私はまず、このコリをほぐし血液循環をよくすることに専念しました。しかし、それだけではなく、彼自身が眠れないときに、あまり悪いことを考えないようにするのも大切だと指導しました。

治療は1週間に2回。10回目の治療のとき、その男性はこんなことを言いました。

「最初の頃は、コリトル先生に治療してもらった当日はよく眠れていたのですが、翌日にはもう不眠に悩まされていました。寝つきが悪く、眠ったと思ったらすぐに目がさめてしまうか、眠りが浅く悪夢ばかり見るのです。でも、今は治療日から次の治療日までのあいだ、よく眠れるようになりました。不眠症がだんだん良くなっていく実感があります」

武蔵野リバースでは、治療後すぐに帰ってもいいのですが、眠れる人は眠ってから帰るようにしてもらっています。当初、彼は治療後に眠ることなどできなかったのですが、最近では治療直後からイビキをかいて熟睡するようになっています。それでも、その日の夜から次の治療日まで、不眠で困らなくなったというのですから、治療効果がでてきたといっていいでしょう。
   
彼の眠れる状態が1週間〜10日、もつようになれば、治療は終了し完治の目安となります。あとどのくらいかかるか、いまのところハッキリとはわかりませんが、そう遠くない将来には元の快適な睡眠が得られるようになると私は考えています。

小学3年生が大人顔負けのすごいコリ
小学3年生の男の子が「よく眠れない」と、お母さんに連れられて武蔵野リバースに来院されたことがありました。

その男の子は、あるとき中耳炎になり、その治療をはじめてから鼻がつまるようになったのだとか。鼻がつまるのは気持ちが悪く、常にフンフンと鼻から息を噴き出すようにしていたらクセになり、夜も気になって眠れなくなったのだといいます。

さらに、呼吸が苦しくなるため、完全に横になって眠れず、イスやソファで体を立てた状態で眠っているというのですから、「よく眠れない」のも当然です。

小学3年生の子供が良質の睡眠を得られないのは、身体の発育や情緒の安定に大きく影響します。これはなんとかしてあげたいと診察してみると、頭、顔、首、顎関節、股関節がカチカチにコッているではないですか。大人顔負けのすごいコリです。

これだけのコリができるのは睡眠不足だけではないと思った私は、「なにか日常的に歯を食いしばるようなことをしているでしょう?」と聞くと、しばらく「う〜ん」と考えてから「一輪車かなぁ?」と答えてくれました。学校から帰ってくるなり、夕飯まで一輪車に乗りっぱなしで遊んでいるらしいのです┏(ー`*┏)〜楽しいぃぃ。

一輪車は歯を食いしばり、足に力をこめて突っ張るような動きを繰り返すため、首から上と股関節にコリが蓄積しやすい運動です。それにくわえて、鼻呼吸ができなくなったため、小学校3年生にして不眠症に悩まされるようになったのです。
    
治療をはじめると、少しもジッとしていられず、痛がって30分しか耐えられません。私の治療を受けるには、まだ幼すぎるのです。そこで、一輪車はしばらくお休みして、なにか体全体を動かす運動、たとえばサッカーや野球などをするよう指導しました。

それでも、逃げながら受けた30分の治療で、鼻はすっかり通りが良くなったと大喜び。もう少し大きくなって、私の治療に耐えられるようになったら、また来てくださいと、その子の治療はそれで終わりにしました。

サーキュレーションセラピーの方法
不眠症について書いてきましたが、実はサーキュレーションセラピーを受ければ睡眠薬に頼る必要はなくなります。最初はサーキュレーションセラピーと睡眠薬を併用し、気がつくと薬の存在を忘れている。そんな患者さんがほとんどです。

サーキュレーションセラピーで不眠症を治療するときは、後頭部、頚椎2番目の血液循環をよくする治療が中心となります。これは脳幹にいく椎骨脳低動脈の血液循環を良くし、ヘタっていたミトコンドリアをよみがえらせるためです。後頭部と頚椎2番目のコリをとると血液循環がよくなり、ミトコンドリアが再生され、不眠症が治るという仕組みです。

なぜ血液循環が悪くなってしまうのかといえば、血管そのものがコッてしまい、その結果として筋肉もコッて血管を圧迫し動脈硬化を起こすから。血管も筋肉でかすからコルのです。つまり、動脈硬化とは動脈そのものがコッている状態のことをいいます。

これは動脈以外の血管でも同じです。たとえば静脈もそのひとつですが、不思議と静脈硬化という言い方はしませんよね。ふくらはぎや二の腕から手首にかけて、静脈が浮き上がっている人がよくいますが、コリトル流に言えばその状態が静脈硬化なのです。

一般的にはなじみのない言葉かもしれませんが、サーキュレーションセラピーで不眠症を治療するということは「血管のコリをとる」ことなのです。

サーキュレーションセラピーは気功整体指圧という独特の手技療法です。よくアンマやマッサージと間違えられますが、まったく違うものです。その病気のポイントを「持続してつかむ」のです。もんだり、押したりはしません。

通常はポイントを「持続してつかむ」と、その人が抱えている病気の症状が再現されます。しかし、不眠症の場合は症状を再現することはできません。実際の治療では痛みで眠れませんが、2〜3回くらい治療を経験して慣れてくると、治療中もしくは治療後に寝息を立てたり、いびきをかいたり、爆睡してしまう人がほとんどです。初めて経験された人、「コリトルに治療してもらうと嘘のように良く眠れる」と驚かれます(゚◇゚;)

不眠症は、どんな人でも患う可能性があります。尚かつ、通常の内臓疾患(たとえばガン、糖尿病、脳梗塞などの病気)と同じで、誰が、いつ、どこで発症するかはわかりません。武蔵野リバースに来れば治る!これは本当のことなんです。

 

 

 

 


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