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痛快・爽快・激痛コラム
(6)腰痛の原因と治療
このページでは、「腰痛」とはなにか?をコリトル高山流に解説していきたいと思います。そして、サーキュレーションセラピーでは「腰痛」をどのように治療するのかも説明いたします。
★腰痛は2本足で歩く人間の宿命
厚生労働省が調査した健康状態に関する自覚症状のなかで、「腰痛」と答えた男性がもっとも多く、女性は「肩コリ」に次いで「腰痛」が2番目に多い症状でした(2006年調べ)。この数字からもわかるように、人生の中で1度や2度は誰でも腰痛に悩まされるのが現実です(×。x)痛たたたっ。
なぜ誰でも腰痛になりやすいのかといえば、簡潔に言えば2本足で立って歩くからです。4本足の動物の背骨は水平なため、無理な負担はほとんどかかりません。それに対して2本足の人間の背骨は垂直で、重い頭や上半身を支えるために逆S字に湾曲しています。
逆S字の背骨で、重い頭と上半身を支えつつ、さらに下半身を動かすために、腰には大きな負担がかかります。つまり、2本足で歩く人間にとって腰痛は宿命の病気といってもいいわけです。
★腰痛になる理由は姿勢が問題です
腰には体の回転軸という役割があります。体を回転したり、ひねったり、ねじったり、よじったり、傾けたり、うつむいたり。このような姿勢、動作、運動がスムーズにできるのは、腰の構造が優れているからです。この構造は首ともよく似ています。
そして、腰とは切っても切れない関係にある背骨です。背骨は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨で構成されています。このうち自由に動かすことができるのは頚椎と腰椎だけ。胸椎は肋骨によって動きにくくなっており、仙骨・尾骨はほとんど動きませんし、仙腸関節もほとんど動きません。
このような役割と構造を持つ腰が痛くなるのは、一体どんな人に多いのか?下記に列記してみましたので、自分に当てはめてみてください。
A 腰の運動が過剰な人
スポーツ選手、ダンサー、パフォーマー、ミュージシャン、役者など(急激な運動をしてしまった人も含む)
B 腰の運動が不足している人
家事労働をサボっている主婦、リタイヤーされて家にいる人、運動嫌いな人、歩くのが嫌いな人など
C 座りっぱなしの人
ライター、小説家、漫画家、システムエンジニア、プログラマー、事務職、運転手、ライダーなど
D 立ちっぱなしの人
スーパーのレジ、マネキン、販売員、美容師、理容師、ウェイター・ウェイトレスなど
A〜Dをよく見てみると、腰痛は姿勢によるものだとよくわかります。つまり、腰痛=職業病なのです。
★腰痛を起こす原因は多岐にわたります
腰痛を起こす原因は色々あります。大きく分類するなら、@腰椎やその周辺に原因があるもの。A内臓などの病気によるもの。B心因性のものとなります。
腰椎やその周辺に原因があるもの
椎間板ヘルニア、骨粗しょう症による脊椎骨折、ぎっくり腰、変形性腰痛症、椎間板変性症、脊髄分離症、すべり症、脊柱管狭窄症、脊柱側弯症、化膿性脊椎炎、結核性脊椎炎、強直性脊椎炎、脱臼、骨折、捻挫など
内臓などの病気によるもの
胃腸、肝臓、膵臓、腎臓、膀胱などの病気、尿管結石、子宮内膜症、子宮ガン、子宮外妊娠、解離性大動脈瘤、欠陥の閉塞など
心因性のもの
ストレス、心身症、心気症など
これら@ABは、腰痛を引き起こす病気の一例です。次の項目から、腰痛の中でも1番多い@の要因である「椎間板機能の低下」「筋力の低下」「肥満」「ダイエット」について説明していきたいと思います。
椎間板機能の低下で腰が痛む
椎間板(ついかんばん)というのは、背骨の骨と骨の間にある軟部組織のことで、靭帯が少し硬くなったような軟骨です。前後、左右、回転といったあらゆる動きに対応します。椎間板は80%もの水分(リンパ液)を含んでいるため、重さを受け止めるクッションとして、また骨と骨が離れないように接着剤の役目もしています。
椎間板の水分量を80%といいましたが、実は年をとるとこの数値は必ず減少します。たとえば70歳だと水分量は平均約65%に落ちますが、こうなると椎間板の弾力性が弱まり、変形し、亀裂が入りやすくなります。
加齢のためにコリが蓄積すると、血液やリンパ液の循環が滞り椎間板の水分量が減ります。すると背骨の機能が衰えたり、変形したり、神経が侵されたりして腰痛が起こるのです。つまり、年をとると誰でも腰痛の危険があるというわけですね!<(T∇T;)>。
椎間板ヘルニアは若い人にも起こる腰痛
高齢者だけでなく、若い人にも椎間板のトラブルは起こります。それが「椎間板ヘルニア」です。ヘルニアとは「はみ出す」「飛び出す」といった意味で、本来は骨と骨の間に収まっているはずの椎間板が骨の外にはみ出すことで腰痛が誘発されます。
激しいスポーツ、重労働、肥満などが引き金となり、椎間板の中にあるゼリー状の「髄核(ずいかく)」が骨の外側にはみ出します。すると神経を刺激したり圧迫したりして、腰痛が起こるのです。さらに神経根まで圧迫されてしまうと、腰から足まで強い痛みがありますが、これを「坐骨神経痛」と呼んでいます。
一時期、この椎間板ヘルニアになると、はみ出した髄核を手術で摘出する治療法がよくおこなわれていました。現在でも手術好きなドクターは、椎間板ヘルニアというとすぐに手術したがる人もいますが……。
しかし、MRI検査ではみ出した部分が小さかったり、マヒが生じていなかったりする場合は様子を見て自然治癒にまかせるケースが増えてきました。手術するよりは体にダメージがないのはとても良いことですが、「病院に行っても自然治癒を待つだけで何もしないから、なかなか治らないんですよ」と言う患者さんが私の助けを求めてよく来院されます。
実際に病院では、まず安静にすることを指示します。そして、コルセットで腰部を固定したり、消炎鎮痛剤、性抗炎症薬、筋弛緩薬、湿布などを処方したりします。つまり、痛みを軽減させるだけで、なんら治療はしないのです。急性の激しい痛みには硬膜外ブロック注射や神経根ブロック注射、ステロイド注射などもするようですが一時しのぎでしかありません。
カイロや整骨院で診断を受けた場合はもっと深刻です。腰の痛みは主に「背筋」と「体側の腰筋(肋骨の一番下からお尻にかけて)」の部分に出てくるのですが、約8割〜9割は「腰筋」の痛みです。しかし、カイロや整骨院では、ほとんど「背筋」しか見ずに「椎間板ヘルニアですね」と簡単に病名を口にします。
私はこのことについて、憤りを感じてやみません。椎間板ヘルニアなら常に腰が痛いはずなのです。体を動かした時だけ痛むのは筋肉痛で、コリの痛みであるにもかかわらず、手術などを勧められるのはもってのほかとしか言いようがありません。
もし、椎間板ヘルニアといわれたら、手術を受ける前に、痛みを感じる部分を温めてみてください。もっとも効果的なのは、衣服の上から貼るカイロを貼ってしまうことです。そうすれば血液循環が良くなり、筋肉のコリも緩んで痛みも軽減するはずです。
仕事では接待ゴルフ、趣味もゴルフというサラリーマンが腰痛で来院したとき、貼るカイロの話をしたところ、彼は毎日6ヶ月間欠かさず貼り続けてくれました。すると腰の痛みが、きれいになくなったといいます。冬でも夏でも季節に関係なく、腰痛の人は貼るカイロを痛い部分に貼り続けてみてください。
★ニセ椎間板ヘルニアの人が多い現実
腰痛で武蔵野リバースに来院された患者さんのほとんどが、「病院で椎間板ヘルニアだと診断されました」と、言います。多くの腰痛は、椎間板ヘルニアと言われて納得してしまうほど「骨」が痛むよういに感じるために、ご本人も椎間板ヘルニアであると信じています。
しかし、その実情は90パーセントの方が腰筋のコリで、10パーセントの方が背筋のコリというものです。腰筋の場合は腰椎の横突起の靭帯のコリの痛み。背筋の場合は、腰椎5番と仙骨の間のくぼみの靭帯か、腰椎4番と5番の間の靭帯が痛みます。
武蔵野リバースでは、まず腰椎1番の横突起の靭帯のこりをチェックします。90パーセントの方のポイントです。次に腰椎2番、3番の順番にチェックします。ほとんどの方はこれでビンゴです。
要するに、医師に椎間板ヘルニアと診断されていても、実際には腰筋か背筋のコリがほとんどなのですから、腰痛になってしまうコリをとる治療をすれば1回か2回で治すことができるのです。たった1〜2回の私の治療で、長年病院に通っても治らなかったニセ椎間板ヘルニアが治ってしまった患者さんたちは、皆さん一様に驚きを隠せないようです。つまり、椎間板ヘルニアという診断名は間違っていることが多いということです。\(◎o◎)ひどい話ですね!
筋力の低下で腰が痛む
背骨を支える筋肉のなかで衰えやすいのが「腰筋」と「背筋」です。早い人では40歳を過ぎると、一般的には50歳ごろから腰筋力と背筋力が急激に弱くなります。すると活動量や運動量が減ってしまうのですが、そのことによってさらに腰筋力と背筋力が低下するといった悪循環が起こります。
腰筋力と背筋力が弱くなると姿勢も悪くなり腰に負担がかかります。また、立っていることがつらくなり座ることが多くなりますが、実は座って楽になるのは足の筋肉だけです。腰はよほど正しい姿勢で座らないかぎり、立っているときの2倍近い圧力が腰、椎間板、骨などにかかるのです。
40歳を過ぎたら、誰もが適度な運動と正しい姿勢で背筋力を保たなければ、必ず腰痛になってしまうということですねεεε=(*^◇^)。
★太ると腰が痛くなる
頭と上半身の重みが腰にかかっているということは、体重が重いほど腰にかかる圧力は大きいということになります。実際、椎間板ヘルニアになってしまった患者さんを診ると、肥満傾向にある人がほとんどです。また、急激に太った結果、腰痛を引き起こすケースもまれではありません。
腹筋が弱まり、お腹だけが妙に突き出したような太り方をしている人も腰痛には注意が必要です。いわゆる、中年太り、ビール腹、脂肪太りといわれる人たちです。お腹が突き出すと重心が前方に移動し、バランスをとるために腰がそりかえります。すると背骨の逆S字のカーブが大きくなり、腰痛になる確率が高まるのです。妊婦の立ち姿がわかりやすい例でしょう。
背が高い人も腰痛になりやすいといわれています。身長が10cm高いと、男性では2倍、女性では3倍も腰痛の発生率が高まるという統計があるほどです。つまり、背が高くて太っている人は、本当に気をつけなければならないということになりますね。その証拠に背が高くて太った人の多いアメリカでは腰痛が国民病となっています( ̄O ̄;)。
アメリカで腰痛の人が多いからなのでしょう。「腰痛は筋肉に問題があるから起こる」という説が、やっと浮上してきました。これまで、筋肉について医学では全く無視されていた現実を考えると、これはセンセーショナルなことといえます。以下に、ちょっと長くなりますが、その情報がわかる記事がありますので、ここに転載させていただきます。
★欧米の腰痛事情 やっとアメリカで筋肉について注目されるようになりました!
記事 Medical Tribune 1998年7月2日 (VOL.31 NO.28) p.23
〔ニューヨーク〕 早く効率良く患者を職場へ復帰させ,高価な磁気共鳴画像法(MRI)をほとんど使用しない腰痛の診断・治療法を想像できるだろうか。それは,診断と治療の焦点を筋肉自体に置く腰痛へのアプローチである。レノックスヒル病院内科・精神科疼痛治療部門および同病院ニューヨーク疼痛治療プログラムのNorman
J. Marcus部長は,数十年にわたってそのような方法を実行し,普及を推進してきた。先ごろ米国疼痛医学会はその業績をたたえ,同部長を同学会の会長に任じた。
軽視されてきた筋肉
Marcus部長は「筋肉は疼痛の直接の発生源ではなく他の部位に存在する病理を反映するにすぎない,と考えられることが多い。筋肉を使う運動療法も,大部分が筋肉自体ではなく骨格や脊髄および神経根にインパクトを与えることを目的としている。しかし,これまでに良い転帰をもたらしてきたのは,体幹の特定の筋肉の障害や緊張に直接働きかける治療法だ。患者の大部分では,腰痛のおもな原因は筋肉の障害や緊張である」と述べた。
同部長は「疼痛の医学的管理において筋肉系の重要性が軽視されているのは,医師が大学で学ぶ内容に関係があるようだ。基礎解剖学が終わると,疼痛の診断および治療に関する教育に筋肉はほとんど出てこない。つまり,われわれは診断アルゴリズムにおいて全身の70%を無視しているのだ」と述べた。
同部長は「この無視には深い意味がある。これが身体の内部(骨格,神経など)の像を明確に映し出せるようになったのと同時に出てきたからである。われわれは,内部にあるものを見ることによって症状の源が分かると信じてしまった。この顕著な例が腰部MRI検査の施行または乱用で,大規模大学病院の神経放射線科では腰部MRIの10例中
9 例を異常と判定しているところもある。
脊椎のMRI像が理想的な形をしている患者はほとんどいない。全く無症状の患者にMRIで椎間板ヘルニアなどの重篤な異常が見つかることも,多くの試験で示されている。これに加えて,筋肉に関する診断が行われないため,腰痛の原因として骨格や中枢神経軸を指摘する情報ばかりとなり,その結果,真の原因である筋肉痛が見過ごされて多くの的外れの治療が行われている」と説明した。
筋肉痛に4つの原因
ニューヨーク疼痛治療プログラムで提唱されている腰痛へのアプローチには,疼痛の主要原因としての筋肉の診断と治療が含まれている。患者の評価は,基本的な躯幹筋の強さと柔軟性を検査するクラウス・ウェーバー試験と,おもな筋群の触診によって行う。
Marcus部長は「われわれのプロトコールでは筋肉痛に
4 つの原因があるとしている。第 1 は緊張、第 2 は筋力低下と硬直という障害であり、第 3 は痙縮、すなわち運動制限や疼痛を引き起こす不随意収縮、第
4 はトリガーポイント、すなわち遠隔部位に放散する疼痛が頻繁に起こる患者に必ず見つかる筋肉内の圧痛点である。この疼痛はしばしば神経根痛と誤診され、その結果、不必要な外科手術、神経ブロックやMRIの施行を招いている。
最も重要なのは,これら
4 型がすべて合併している症例があるのを認識することであり,筋膜疼痛イコールトリガーポイントと考えるのは間違いである」と述べた。各診断に対して非常に特異性の高い治療プロトコールがついている。
同部長らによる医師向けの腰痛セミナーは英国と米国で実施されている。同部長の患者であった英国の医師がこの腰痛診断・治療法を持ち帰り、プリンセスマーガレット病院の院長に紹介したことから、同病院に腰痛診断・治療センターが開設されたほか、他の病院40施設でも同様のセンターの開設が計画されている。診断と治療の焦点を筋肉に置いた結果、患者の多くは転帰が大きく改善した。なかには30年続いていた疼痛から解放された患者もいる」と述べた。
しかし一方では、筋肉痛を心身症として扱うグループも出現しました。それが「TMS理論」と呼ばれる治療法です。TMS理論とは、アメリカのニューヨーク大学ジョン・E・サーノ博士によって提唱された理論、TMSは、Tension
Myositis Syndrome(緊張性筋炎症候群)の略です。TMS理論が提唱された1984年以来、実に50万人が慢性腰痛から救われたといわれています。TMS理論の最大の特徴は、慢性腰痛は骨や軟骨に起こっているのではなく筋肉に起きていて、繰り返すストレスが筋肉の血流不足を招いていると考えられていることです。では、なぜ、このような現象が腰に現れるのでしょうか?
実は、この現象は腰ばかりではなく背中や首の後ろなどにも現れやすく、これらは姿勢を保つ働きをする筋肉がある部位なのです。特に、腰の筋肉は体のかなめで姿勢を保つよう緊張している場面が多いために、血流不足をきたしやすいのです。さらに、筋肉の血流不足の原因となるのは、ストレスです。このストレスは、無意識下に抑圧された怒り、不満であり、いわゆる「完全主義」タイプに生じやすいといわれています。
そこで、TMS理論では、自分のストレスに気づき認めること、腰痛の原因についての誤った知識や情報を自分から排除すること、腰痛について正しい知識と情報を受け入れること、が治療そのものと位置づけています。TMSとは軟部組織(脊椎ではない)に生じる良性の(痛いかもしれないが)生理的変化であり、それを引き起こすのは感情をつかさどるこころなのだ。(ニューヨーク医科大学臨床リハビリテーション医学科教授 John
E. Sarno, M.D.「ヒーリングバックペイン」より)
筋骨格系に生じる痛みのほとんどはTMSだと主張しています。ヘルニアによるといわれている痛みも実はTMSなのです。現在の医学ではTMSという病名は未だ一般的ではありません。私は筋筋膜性疼痛症候群(Myofascial
Pain Syndrome: MPS)といわれているものがTMSにあたると思っています。以上欧米での腰痛事情をご紹介しました。
★ダイエットも腰痛の原因になります
医師に「痩せなければ腰痛は治らない」と言われた女性が、頑張ってダイエットをしたために、さらに腰痛が悪化してしまったというケースがあります。
ダイエットの方法は、とにかく肉などの動物性たんぱく質、油、甘いものを制限し、野菜中心の食生活にすること。そして、今まで運動はまったくしていなかったので、ジムに通い筋肉トレーニングをするようにしたと言います。
一見すると、とても正しいダイエットのように見えますが、実際のところ「食べない」ことと「過剰な運動」で、ふたつの負荷が彼女の体には襲いかかりました。
まず、野菜ばかりの食生活をしていたために、彼女の体の骨密度は急激に低下しました。20代後半の平均値から70%も低い骨密度で、完全に骨粗しょう症と診断されてしまいました。もともとカルシウムの摂取量が少なかった食生活だったらしいのですが、食事制限をすることで拍車がかかったのです。
貧血と生理不順、骨粗しょう症からくる腰や背中の重さが彼女の腰痛に加わりました。このまま骨量が下がり続ければ、背骨の骨折や粉砕が起こる危険性もあります。さらに、ジムでなれない運動をして筋肉痛も起こしてしまいました。運動をまったくしないと、椎間板や靭帯の新陳代謝を停滞たせますが、運動のしすぎは筋肉を傷めます。
結果として、太りすぎで腰痛を起こしていたこの女性は、バランスの崩れた食生活のせいで骨粗しょう症に、運動のしすぎで筋肉痛に、と三重苦の腰痛になってしまったのです。正しい食生活、適度な運動がどれほど腰にとって大切かがわかる話ですね┏(-_-|||)┓。
この女性は体液循環の滞りでホルモン系が滞っています。「脳神経システムは筋肉システム」ですから、治療は後頭部の頚椎1番・2番を重点的に治療し、脳神経システムのバランスを調整します。次に腰椎1番・2番の押突起のコリを取り脳腸ホルモンの循環を整えます。
骨粗しょう症からくる腰痛
骨粗しょう症からくる腰痛には3種類あります。
骨密度の低下によって腰の骨が一瞬にして押しつぶされる。
もろくなった腰の骨がじわじわと時間をかけて変形する。
背骨が曲がるために腰の筋肉に負担がかかり慢性の筋肉性腰痛になる。
骨は常に破壊と吸収・形成という形で新陳代謝しているのですが、破壊される骨が吸収・形成される骨より多くなると、骨の組織がスカスカになります。この状態を骨粗しょう症と呼んでいるのですが、65歳以上の3分の1(約800万人。そのうち8割が女性)が骨粗しょう症と推計されています。つまり、とりたてて珍しい病気ではないということです。
もちろん骨粗しょう症になると腰だけでなく全身の骨が犯されますが、前述のとおり腰や背骨には普通に立っているだけで大きな負荷がかかっているため、特に激しい痛みとなって患者さんを苦しめます。
骨粗しょう症からくる腰痛を治すためには、食事からのカルシウム摂取量を増やし、適度に日光を浴び、軽い運動を毎日心がけるようにします。場合によっては、サプリメントなどの健康食品を利用するのもいいでしょう。
サーキュレーションセラピーで骨粗しょう症からくる腰痛の治療をする場合、気功整体指圧による手技療法で他動運動療法を行います。骨密度は運動量に比例しますので、サーキュレーションセラピーは骨粗しょう症からくる腰痛にも絶大なる効果があります。
★腰痛で1番多い「ぎっくり腰」
物を持ち上げようとしたり、前かがみになったり、振り向いたり、くしゃみをしたり。そんなチョットした動作をしただけで動けなくなるほど腰が痛くなることがあります。通称「ぎっくり腰」と呼ばれる腰痛ですが、正式名称は「急性腰痛症」や「急性筋肉性腰痛症」といい椎間板ヘルニアも急性腰痛症に含まれます。
ぎっくり腰は腰筋や腹筋や背筋を固定したまま腰に力を入れたときに起こりやすく、筋肉が延びたり切れたりします。そのとき「ギクっ」音がするケースが多いことから、ぎっくり腰と呼ばれるようになったのではないかと思われます。筋膜が損傷した場合は「腰椎ねんざ」と診断名を言われる場合もあるようです。
ぎっくり腰の一般的な治療はやはり安静にすること。炎症や痛みを抑えるために消炎鎮痛薬や湿布などが処方されるほかは、これといった治療はしないのが普通のようです。あまりにも痛みが激しい場合は、痛みを伝える神経の働きを止める神経ブロックをすることもあります。
注意したいのは、西洋医学で腰痛に対して処方される薬は根本療法ではないということ。骨粗しょう症の骨量を増やす薬は別として、そのほかはすべて対症療法なのです。腰痛を治すのではなく、腰痛の痛みを和らげているだけですから、薬で痛みがひいたと思っても腰痛が完治しているわけではないのです(o_o
;)コマッタもんです。
ぎっくり腰の痛みがひいたからと、無理をしてしまうと、またすぐにぎっくり腰が再発してしまいます。それを繰り返しているうちに、急性腰痛症ではなく慢性腰痛になってしまうので注意したいところです。
★ぎっくり腰になったらどうする?
「ギクっ」となったら、すぐに横になるか、うずくまってください。上半身をゆらしたり、ねじったり、反らしたり、押したり、もんだり、たたいたりは厳禁です。腰が動くと損傷した箇所が刺激されて痛みが増大し、切れた筋肉が再生しにくくなります。
次に背筋をのばし、骨盤と背骨が1本の棒になったようにまっすぐにします。上半身を棒にするイメージです。コルセットを使うのが良いのですが、応急処置ですから、ダンボールなどで添え木してもいいでしょう。
痛みが激しい場合、最初の2〜3日は患部を冷やし炎症による熱と腫れを収めます。痛みが和らいできたら、今度は暖めます。患部の血行を促進し、自然治癒力を高めます。
そして、少しでも動けるようになったら病院に行って薬の処方を受けるのが普通ですが、武蔵野リバースに来てもらえれば対症療法ではなく根本治療が受けられるということを覚えておいてください。
ぎっくり腰になる人はもともと傷める前から筋肉がコって硬くなっていた人です。その原因は清涼飲料水、ビール、アイスクリーム、エアコンなどの「冷たいもの中毒」。そして、「過労」と「睡眠不足」です。その生活習慣を改めながらサーキュレーションセラピーを受ければ必ず治ります。
★朝起きると腰が痛い人は腰がコッています
ここまで、病気としての腰痛を詳しく書いてきましたが、実は腰痛の中でもっとも多いのが「コリ」なのです。
朝、目が覚めたときに腰が痛い人。これは、寝ている間に血液循環が悪くなり普段は気づかないコリが痛みとして出るのです。そしてしばらく動いているうちに血液循環が良くなるので痛みもひいていく。つまり朝、腰が痛い人は、相当コッている証拠なんですね( ̄。 ̄;)。
腰は前後左右、回転、ねじり、ひねりなどの運動を常にしています。これが適度な運動ならいいのですが、たとえば仕事をしている最中、無意識のうちにねじりっぱなしの姿勢をとっていると、コリとして蓄積されます。同じ姿勢を長時間続けることは、コリの一番の原因なんです。
コンピューターの前に1日中座っている。立ちっぱなし。そんな仕事をしている人は、同じ姿勢を長時間続けているわけですから、全身がコリやすい状態になっているので注意してください。
★私が腰痛を治せるようになったわけ
ここまで読んでくださった方は、「じゃあ腰痛って治せない病気じゃん!」と気がつかれたと思います。一般的にはそのとおりです。整形外科でも、カイロでも、接骨院でも、マッサージでも、鍼灸でも、あんまでも、腰痛を治せるところを私は見たことがありません。
今の私は「確実に腰痛を治せます」。しかし実を言うと、胸を張って「腰痛を治せる」と言えるまでには長い道のりがありました。私が手技療法の世界に入ったのが19歳の頃。それからの約18年間、お恥ずかしい話ですが、私は腰痛さえ治せませんでした。
もちろん、きちんとした先生から技術を学んでいましたし、経絡経穴理論も嫌というほど勉強していました。ところが、椎間板ヘルニア、すべり症、脊椎分離症など、腰痛には色々な病名がつけられていますが、そのどれも治すことができなかったのです。先生の教えの通り、本に書かれている通りに治療しても、どうしても治せない。これは私にとって大きなジレンマでした。
ただ、不思議なことにたまに治せることもあったのです。それは「この痛みですか?」と聞き、その痛みを発する部分を指圧したときだけ起こりました。が、もちろん法則性はなく、本当にただの偶然だったのです(//・_・//)カァ〜ッお恥ずかしい…。
通常、手技療法では痛い部分は触らず、その周辺から治療していくといったセオリーがあります。ですから、痛みを発する部分をすぐに触ってはいけないわけです。でも、何度も偶然が重なれば、どうしてだろうと考えるものです。痛みを発しているのは椎間板ヘルニア、すべり症、脊椎分離症といった病気ではなく単なるコリで、たまたま治ったケースでは痛みを発するコリをゆるめたとき。その法則性に気づいたのです。
よく考えてみれば、ヘルニアの患者さんは整形外科に行くと痛み止め、湿布、コルセット。この3点セットの治療しか受けません。本当にヘルニアなら痛み止めや湿布くらいで痛みは取れないはずです。
つまり、ヘルニアと仰々しい名前はついていますが、痛みの原因は病気ではなくコリなんだ。私はそう確信しはじめたわけです。
それからというもの、コリをとるにはどうしたらいいのか考え続けました。今でもそうですが、当時もコリをとるといえば、「押す」か「もむ」しかありませんでした。でも、それではコリを確実にゆるめられないことは身をもって経験しています。
他に、カーボン光線、カッピング、様々な民間療法、ありとあらゆるものを試しましたが、結果は惨憺たるもの。世の中にコリをとる方法はなかったのです。
これは自分で考えるしかないのかなと思案しているときです。テレビで放映していた映画で、座頭市があん摩を始める前に「旦那さん?まらしていただきます」と言ったのです。そのセリフを聞いたとき、「コレだ!」と私は雷に打たれたようになりました。それまでにシリーズで何作か観ていたのですがその台詞にはじめて気が付いたのでした。当時の「座頭市」の名前の由来は、「座頭」は「眼くらのあん摩さん」で、座頭市とは「眼くらのあん摩さんの市さん」と言う愛称です。私は映画の時代考証にも感心をしました(眼くらという言葉を使わせていただきましたが、差別用語と感じられたらお許し下さい)。
「コリをつかむ」「コリをつかんで溶かす」それができれば、腰痛を治せるとわかったのです。わかったからといって、すぐにコリをつかめるようになったわけではありません。これまでに全く無い技術でしたので、悪戦苦闘の日々をおくりました。自分の体を使い実験し、ついには自分自身の腱鞘炎も治してしまいました。もちろん、あん摩の技術で掴む技法はありますがそれは手のひら全体で鷲掴みにして気持ち良くもんだり押したりすることで、現在の私のように指先のピンポイントで掴む技術は無かったのです。
実際、患者さんの腰のコリを見つけて「つかむ」ことで、病気といわれた腰痛をすべて治せるようになりました。今でも、鍼灸、あんま、マッサージ、整骨院、整形外科、カイロプラクティック、オステオパシーにいたるまで、腰痛を完治させられるところは皆無といってもいいかもしれません。患者さんのほうも、「気は心」「なにもしないよりは」「行っても治らないけど」と思いながら通っているのが現状でしょう。
私は、そんな人をだますようなことはできない。腰痛が治せないのに治療家は続けられない。という思いから、この「つかむ」技術をあみだしたのです。
当然、腰痛が治せるようになったのですから肩、首、ひざの痛みも1度で直せるようになりました。『体のほとんどの痛みは筋肉痛=コリである』。このころには、確信するようになっていました。
さらに突き詰めて、あらゆる病気もコリが原因ではないかと想定するようになっていました。当時、私の母はメニエール病で苦しんでいたので、言葉は悪いですが格好の実験相手になりました。
メニエール病はめまいを起こす病気です。では、そのめまいをとめるには、どこのコリをとればいいのか?私は母の体中のコリを探しました。そしてあるとき、首のコリをとると母のめまいが消えることを発見しました。その首のコリを重点的につかみ続けていると、なんと母のメニエール病が治ってしまったのです。私が37歳のときのことでした。
これは、ひょっとすると、風邪からガンまですべてコリが原因なのではないか? 私はそんな問題意識を持って患者さんに臨むようになり、ついにあらゆる病気も治せるようになったのです。
つまり、一般的に病気といわれているものはコリが原因。コリをとってしまえば病気は治るんです。この結論に達するには、腰痛が治せなかった恥ずかしさバネになり、新たな技術と理論を生み出す力となったことは間違いありません。
腰痛から少し話がそれてしまいましたが、とにかくどんな病気でもあきらめないこと。私はその大切さを学びました。みなさんも、けしてあきらめないでください。どんな病気も、自然に起きた病気は自然の法則性に基づいた治療で必ず治るのですから。
★腰痛に効く栄養成分
ビタミンB1
筋肉内にたまった疲労物質が原因で起こる腰痛や肩コリを、ビタミンB1は緩和します。多く含む食品は、豆腐、うなぎ、豚肉、えだまめ、えんどうまめ、玄米、大豆など。水溶性ビタミンのため、1度にたくさん摂取しても体内で使われない分は蓄積されずに排出されます。サプリメントを利用する場合は小まめに摂るといいでしょう。ビタミンB1は糖質を分解する酵素の活動を助け、エネルギーに変換します。不足すると腰痛のほかに、疲労感、手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が現れます。
ビタミンE
筋肉の疲れや、血液循環のとどこおりを改善する作用があるのがビタミンEです。血行が悪くなって起こる腰痛には効果的です。ビタミンEを多く含む食品は豆腐、ほうれん草、アボカド、かぶ葉、だいこん葉、にら、赤ピーマン、モロヘイヤ、アーモンド、クルミ、ピスタチオ、ピーナッツ、オリーブ油、サフラワー油など。不足すると腰痛のほかに、肩コリ、冷え性、肌トラブル、頭痛、しもやけといった症状が起こります。ビタミンCと一緒に摂取すると効果的です。
メコバラミン
ビタミンB12の一種である「メコバラミン」は、末梢神経の傷を修復して腰痛の痛みを緩和します。メコバラミンはレバーやカキなどに含まれていますが、末梢神経を修復するほど食事で摂取するのは難しいといわれています。そのため、サプリメントやメコバラミンを主成分とする医薬品で補う必要があります。不足すると腰痛の他、肩コリ、貧血、手足のしびれが起こります。
葉酸(ようさん)
葉酸は「ほうれん草」から見つかったビタミンBの一種。細胞の分裂や成長、新しい赤血球を作るためには欠かせない成分です。葉酸はビタミンB12とともに、細胞の発育や機能を正常に保ちます。葉酸を多く含む食品は、牛レバー、ほうれん草、キャベツ、グリーンアスパラガス、大豆、グレープフルーツです。
サプリメントは有効なものですが、基本的に三度の食事の補助と考えるべきです。食事で一番大切なことはおいしく食べること。まずい食事は毒となります。次に暖かいものを食べること。暖かい食事は全て栄養になりますが、冷蔵庫で冷やした食事は全て毒になるとお覚えてください。
どうしても食事が不規則になったり偏ったりしがちな方にお勧めなのが、アサヒビールの「エビオス錠」です。ほとんど全ての栄養素が摂れて、天然素材、安全、安心、リーズナブルです。ビールは体に悪いですが、「エビオス錠」は絶品です。
★サーキュレーションセラピーの方法
サーキュレーションセラピーを受ければ、腰痛の痛みを薬でまぎらわす必要がなくなります。最初はサーキュレーションセラピーと薬を併用し、気がつくと薬の存在を忘れている。そんな患者さんがほとんどです。
サーキュレーションセラピーで腰痛を治療するときは、後頭部、頚椎2番目、腰椎1〜5番の横突起、腰椎1〜5番の棘突起、仙骨の靭帯の血液循環をよくする治療が中心となります。この部位を治療すると、血液循環が良くなり腰痛の原因となるコリをとることができます。
血液循環が悪くなると筋肉がコッて血管を圧迫し動脈硬化を起こします。後頭部、頚椎2番目、腰椎1〜5番の横突起、腰椎1〜5番の棘突起、仙骨の靭帯などのコリをとれば、血液循環とリンパの流れがよくなり、ミトコンドリアが再生されて腰痛が治るという仕組みです。
サーキュレーションセラピーは気功整体指圧という独特の手技療法です。よくあん摩やマッサージと同様に考えられ間違えられますが、まったく違うものです。その病気のポイントを「持続してつかむ」のです。もんだり、押したりはしません。
腰痛のポイントを「持続してつかむ」と、その人の症状が再現されます。ですから、治療中に涙を流したり、震えたり、怖がったりと、叫んだり、痛がったり。治療中、その人が普段苦しんでいる状態になります。初めて経験された人は、本当に驚かれますハッ!(゚◇゚;)その再現された状態が治療のたびに薄らいでいく。すると、実際の病状も良くなっていくというわけです。
腰痛はだれでも患う可能性があります。尚かつ、通常の内臓疾患(たとえばガン、糖尿病、脳梗塞などの病気)と同じで、いつ、どこで発症するかはわかりません。なのに決定的な西洋医学での治療は法確立されていません。もし、腰痛になってしまっても、武蔵野リバースに来れば必ず治る! と、覚えておいてください。70〜80パーセントの方が1回で治ります。症状が起きてから早ければ早いほどよく治ります。
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