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むち打ち症の原因と治療

このページでは、「むち打ち症」とはなにか?をコリトル高山流に解説していきたいと思います。そして、サーキュレーションセラピーでは「むち打ち症」をどのように治療するのかも説明いたします。

★むち打ち症の症状は自覚症状がほとんどです
「むち打ち症でつらくて、つらくて。どんなに病院を変えても治らないんです。コリトル先生なんとかしてくださいっ!」と必死の形相で来院される人が後を絶ちません。

むち打ち症の症状には、頭痛、吐き気、めまい、だるさ、耳鳴り、聴力の低下、視力の低下、目の痛み、視野のぼやけ、意識障害、しびれ、首・肩・腰の痛みやコリ、喉痛、声のかれ、胸の痛みやしびれ、などの「自覚症状」と、血液検査、レントゲン検査の結果や発熱、皮膚の変色、うつ状態などの「他覚症状」があります。

武蔵野リバースに来院された患者さんで多いのは以下のような感じになります。
● 歩くときに力が入らない
● 頚肩腕が重い、だるい、焼けるような痛みが走る
● 首を反らすと肩や腕に痛みが走る
● 髪をとかすのがつらい
● 電話の受話器を持ち続けられない
● ハンドバッグを持つのがつらい
● 濡れたタオルを固くしぼれない
● 夜中に腕がしびれて目が覚めることがある
● 長く続けて字を書くのがつらい
● 手から物を落としてしまいがち
● 箸が持ちにくい
● 時間があれば、できるだけ横になっていたい
● 寝つきが悪く、眠りが浅い
● キーボードやマウス操作をすると、すぐに腕が痛くなる
● 尿の出が悪い
● 首が痛くて回せない
● 手足の発汗が左右非対称になる
● 顔が痛くて化粧ができない
● ふさぎこんでしまう
● やる気が出ない
● 物事をやるのがおっくうで早くできない
● 集中力が落ち、仕事を能率よくできない
● 人に会いたくない、人と一緒にいたくない
● 寝てもさめても同じこと(心配ごとや悲観的なこと)を考えている
● 抑うつ気分
● 興味や喜びの喪失
● 食欲の減退または増加
● 睡眠障害(不眠または睡眠過多)
● 疲れやすさ、気力の減退
● 強い罪責感
● 思考力や集中力の低下
● 希死念慮、自殺念慮、自殺企図

むち打ち症によって起こる症状の大半はこのような自覚症状で、軽い鈍痛や圧痛から鋭い痛みがともなうケースがほとんどです。患者さんが訴える自覚症状は、血液検査やレントゲン検査をしても数字で示すことができません。

そのため交通事故で、むち打ち症になった人が「保険金が欲しいから自覚症状を訴えているのではないか」といった疑惑をかけられることがしばしばあります。偽症している人ならともかく、本当に痛みのために苦しんでいる人に対してバカにした対応といえざるを得ませんね(○`ε´○)

★なぜ、むち打ち症になってしまうの?
一般的には「交通事故にあうと、むち打ち症になってしまう」と考えられがちです。確かに、追突事故などが原因でむち打ち症になってしまう人は多いかもしれません。しかし、交通事故だけが、むち打ち症の原因ではありません。

頸椎過屈曲損傷、過伸展損傷、過側屈損傷することで、むち打ち症は起こります。過屈曲損傷はアゴが胸にぶつかるような衝撃を受けることです。これは正常の可動範囲を超えてしまった場合や、外から強く頸椎と後頭部をつなぐ筋肉を曲げる圧力が持続した場合に起こります。重いものが後頭部に当たり、アゴが胸にめり込むような衝撃を受ける。と、言えばわかりやすいかもしれませんね。

過伸展損傷は頭が後ろに反るような衝撃を受けることです。おでこなどに強い圧力がかかり、頭が後ろに倒れると、肉体の構造的には後頭部が背中にぶつかるまで止まりません。チョット想像すると怖いですが{{{{(゚∀゚;)}}}} コ、コワ……。外圧が強ければ、脊髄損傷、首の骨折もあり得ます。

過側屈損傷は、頭が肩にぶつかるような衝撃を受けることです。つまり首の動きとしては横向きになるわけなので、正常の可動範囲が広いため、重症になるケースは少ないといえます。とはいえ、瞬間的に強い力が加われば、やはりむち打ち症になります。

交通事故以外でむち打ち症になった患者さんの例をあげてみますと、スケートボードの着地の失敗、風呂場での転倒、スキーでの衝突、階段を踏み外して転倒、大型犬にリードを急に引っ張られて、スキューバーダイビングの後ろ向きの入水時、鉄棒から落下した、平均台から落下した、跳び箱に激突した、回転運動の着地に失敗した、ラグビー・アメフト・サッカー・バスケ・バレーボール・剣道・柔道・空手・ボクシング・キックボクシングなどの激しいスポーツなどでのトラブルがあります。

★むち打ち症の治療は捻挫と同じ?
むち打ち症の特徴ですが、交通事故やなんらかのトラブルがあった直後は自覚症状がほとんどなく、2〜3日後から痛みが現れるケースがよくあります。場合によっては事故後1週間も経過してから発症したり、痛みが強くなったりすることもあります。ですから、交通事故にあったり、転倒して頭を強く打ったりしたら、できるだけ早く受診したほうがいいでしょう。

とはいっても西洋医学での一般的なむち打ち症の治療を受けても、あまりよくならない人が多いのも事実です。整形外科などでの治療は、軽症なら捻挫と同じです。安静を保ち、冷湿布をし、頚椎を固定する必要があると判断されれば頚椎カラーをつけます。痛みに対しては非ステロイド系消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、精神安定薬、胃粘膜保護薬が処方されます。

重症になると、この治療プラス入院による安静、症状が落ち着いてきたらマッサージや頚椎の牽引などの理学療法、患部を温める温熱療法、痛みに対してトリガーポイント注射や椎間関節ブロック、星状神経ブロックがおこなわれます。つまり、むち打ち症になってしまっても、痛みをおさえる対症療法のみで根本治療はないということですね。

それでも、むち打ち症になった70%程度の人は、3ヶ月もすれば自然治癒をするといわれています。これは、病院に行っても行かなくても3ヶ月もすれば痛みがひくという意味で、根本的に治ったというわけではないので要注意(* ̄◇ ̄)"b"。

3ヶ月を過ぎても症状がおさまらない人ももちろんいます。また、5%程度の人は4〜5年以上もの後遺障害に悩まされます。武蔵野リバースの患者さんで、最高15年もむち打ち症の症状に悩まされている人がいました。とても気の毒で、私はすぐにサーキュレーションセラピーを施術し治してしまいました!
 
★むち打ち症は病名ではありません
では、なぜむち打ち症の治療に決定的なものがないのでしょうか?それは、むち打ち症が正式な病名ではないからかもしれません。むち打ち症は病名ではなく「ケガの起こりかた」をあらわす言葉なのです。

つまり、交通事故や不慮の事故などで首が鞭(ムチ)のようにしなったために起こる症状の総称が、むち打ち症というわけです。外傷性頸部症候群とも呼び、骨や関節にハッキリした損傷がない事故後の痛みに対して慣例的にむち打ち症と呼んでいるのも事実です。

西洋医学は病名医療です。交通事故の増加とともに、むち打ち症の症例も増えているといわれています。しかし、具体的な治療方法が確立していないのは、もしかしたら、むち打ち症が病名ではないからなのかもしれません。

それを証拠に、むち打ち症についての書籍やインターネットの情報はあるにはありますが、ほとんど役に立ちません。むち打ち症は、まだ医学では解明されていないため情報も希薄なのです。

交通事故などでむち打ち症を起こした結果として起こる病気はたくさんあります。すごい数ですが、以下に羅列してみました。

不定愁訴症候群、肩腕症、頚肩腕症、頚椎症、頚肩腕症候群、頚肩腕障害、頚腕症候群、頚椎症性神経根症、胸郭出口症候群、後縦靱帯硬化症、後縦靱帯骨化症、脊椎症、椎間板症、RSI障害、VDT症候群、頚椎ヘルニア、頚性神経筋症候群、肩の脱臼癖、肩関節周囲炎、四十肩・ 五十肩、石灰沈着性肩関節炎、変形性肩関節症、変形性肘関節症、肩甲骨の痛み、腱鞘炎、ばね指、頚髄症、肘部管症候群、手根管症候群、背痛、脇腹痛、腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、無症候性ヘルニア、脊椎分離症の痛み、腰椎すべり症、筋膜炎、椎間板症、脊椎症、坐骨神経痛、脊椎側彎症、脊柱管狭窄症、下半身不随、先天性股関節脱臼、変形性股関節症、股関節発育不全、股関節周囲炎、単純性股関節炎、内転筋付着部炎、恥骨結合炎、変形性膝関節症、腸脛靭帯炎、変形性足関節症、足根不全症候群、アキレス腱周囲炎、外脛骨、偏平足、外反母趾、足底腱膜炎、踵骨棘、胸髄症、足根管症候群、腓骨神経麻痺、大腿神経麻痺、 腕神経叢麻痺、橈骨神経麻痺、正中神経麻痺、前骨間神経麻痺、尺骨神経麻痺、慢性関節リウマチ、手足のしびれ・ふるえ、パーキンソン病、筋ジストロフィー症、周期性四肢麻痺、重症筋無力症、腱鞘炎、突き指、臀部痛、顔面神経麻痺(ベル麻痺、ハント症候群、外傷性)、非定型顔面痛、レイノー病、レイノー症候群、急性動脈閉塞症、バージャー病、肩手症候群、頸肩腕症候群、外傷性頸部症候群、乳房切断後症候群、テニス肘、肘部管症候群、手根管症候群、尺骨神経管症候群、腱鞘炎、 腕神経ニューロパチー(外傷性、術後)、関節炎、ガングリオン、ばね指 、腰下肢痛、変形性膝関節症、大腿骨頭壊死症、バージャー病、閉塞性動脈硬化症、足根管症候群、下肢静脈瘤、こむら返り、進行性筋萎縮性側索硬化症、多発性筋炎、重症筋無力症、皮膚筋炎、多発性硬化症、線維筋痛症、ミトコンドリア脳筋症、小脳脊髄変性症、膠原病、心筋症、各種スポーツ障害。

一見、むち打ち症とは関係ないもの含まれているように見えますが、痛みの原因を追求してみると交通事故だけでなく、歩行時の転倒、スポーツ時の損傷など思いがけないものがむち打ち症となり、上記の病気につながるのです。

あえて、この病気一覧の中に加えなかった「低髄液圧症候群」「脳脊髄液減少症」といわれる新しいものがあります。これは後に詳しく説明しますが、ブラッドパッチ療法を主とした治療をおこないます。

★70〜80%が頚椎捻挫?
前記した病気が、むち打ち症によって併発するにも関わらず、むち打ち症の70〜80%が頚椎捻挫だと一般的にはいわれています。ずいぶんザックリとした話ですが、事故などで頚椎が衝撃を受け、椎骨に力が加わって靭帯が傷ついたり引き伸ばされたりして捻挫をする。だから、捻挫の治療しかしなくていいという考えなのかもしれません(@@;;;)?ふぅ〜

もちろん、本当に頚椎捻挫の場合もあるでしょう。しかし、脊髄の運動神経と知覚神経が集まっている神経根の周りが傷つけば、神経がコントロールしている部位。たとえば、首、腕、腰などのしびれ、だるさなどが出ますし、血行をつかさどる交感神経が損傷を受ければ、脊髄や脳への血流が減り後頭部や首の後ろの痛み、めまい、耳鳴りなども起こします。また、頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷つくと、下肢のしびれや知覚異常、歩行障害、尿や便が出にくくなることもあります。70〜80%が頚椎捻挫などとはありえないことがわかりますよね?

★むち打ち症の治療は自動車保険が適用されます
交通事故でむち打ち症になってしまった場合、治療費の支払いに自動車保険が適応されます。自動車保険は通常、任意と自賠責のふたつがあり、たとえば治療費なら、自賠責では120万円まで。120万円を超えたものは任意から支払われます。

一般的には事故後、むち打ち症の治療が必要な患者さんに対して、保険会社は整形外科や接骨院を薦めます。しかし整形外科や整骨院に通っても、むち打ち症が完治しないため、患者さんはあきらめて治療を途中でやめてしまいます。

本来、任意でも自賠責でも、どういう治療方法を選ぶかは患者さんの自由です。そして、その治療にかかった費用は全額、保険金がおりる契約になっています。これを知らない人がけっこういます。ですから、私が交通事故でむち打ち症になってしまった患者さんに、「武蔵野リバースの治療も自動車保険が適用されますよ」と言うと、驚かれる人がほとんどです(^◇^)!ホント?

整形外科や整骨院だけが自動車保険の対象だと思っていたというわけです。事故後にどんなに治療を受けても、むち打ち症が治らなくて困っていた人が、武蔵野リバースのホームページを見つけて受診を希望したとします。私とのカウンセリングをし、治療期間は約半年、半年後には必ず全快することがわかりました。

患者さんは、こうした情報を保険会社に申請すると、担当者が私に確認の電話を入れてきます。そして、自動車損害賠償責任保険の施術証明書・施術費明細書が私の手元に送られてきます。患者さんの3ヶ月分の通院記録、具体的な治療経過報告、かかった費用明細など細かく書き込み保険会社に送付すると、武蔵野リバースには治療費が、患者さんには交通費や保育料金などが支払われる仕組みになっています。

★自動車保険を使って実際にむち打ち症の治療をした患者さんの話
自動車保険を使い、武蔵野リバースでむち打ち症の治療を受け、完治した患者さんはたくさんいます。つい最近も、20代後半の男性が、めでたく卒業していきました。

彼は2006年10月初旬に事故にあいました。バイクに乗っていた彼は、すぐ前を走っていた車が突然Uターンをしたため正面衝突。彼はバイクから引き離され、対向車線まで吹き飛ばされてしまいました。救急車の中で意識を取り戻した彼は、「もし、ヘルメットが脱げていたら即死だった」と言われゾッとしたことを覚えているとか。

奇跡的に目に見えるケガは足首の捻挫だけと軽かったのですが、数日後になって頸椎捻挫が主のむち打ち症、PTSD(心的外傷後ストレス障害)が起こりました。そこで彼は保険会社が言うように、整形外科や整骨院を受診するのですが、少しも良くなる気配はありません。

首の痛み、手足のしびれ、全身のだるさ、やる気が起きないなどの症状のために、仕事も満足にできない状態です。そこで、インターネットで色々と検索をし、やっと武蔵野リバースを見つけて来院したのが12月10日のこと。なんと事故後2ヶ月も、むち打ち症の症状に苦しんでいたことになります。

私のカウンセリング後、彼はすぐに保険会社に申請して、治療をスタートさせました。彼は翌年の4月までは週に3回、5月からは週に2回の治療をまじめに通いとおしました。そしてついに、7月には完治しめでたく卒業となったわけです。およそ7ヶ月弱で完治したのです。

私はいつも、自動車損害賠償責任保険の施術証明書を書く際、毎回●%改善が見られた。と数字で具体的に経過報告をしています。そして、最終的には100%改善となるわけですが、これは保険会社からすると、安心の材料になると言われています。つまりは、いついつまでに治ることがハッキリとわかるのですから、無駄な保険金の支払いをしなくてもすむというわけなのでしょう。

卒業した患者さんは、「保険金でむち打ち症が完治したうえに、何だか体調が事故以前よりも良くなったみたい」と、喜んでいました。コリが蓄積しているときに偶然、交通事故にあってしまい、それが引き金になってむち打ち症の症状がでるのです。むち打ち症の治療をするということは、全身のコリをとることになるのです。つまりは、彼が感じたように事故前より体調が良くなるのは、当然のことといえます。良かったですね!

★むち打ち症症候群ってなに?
「むち打ち症症候群」と呼ばれているものに、胸郭出口症候群、低髄液圧症候群、脳脊髄液減少症、頚肩腕症候群、頚性神経筋症候群、頚椎症、頚椎ヘルニアなどがあります。

どれも難しい名前ですが、どうしてこんな名前が次々に出現するのかといえば、原因不明のむち打ち症があるからです。交通事故の後にむち打ち症になれば、わかりやすいですが、そうでない場合、患者さん自身どうしてむち打ち症の症状がでるのかがわからない。つまり原因不明だから、むち打ち症ではないという解釈なのでしょう。チョット強引ですよね(*゜ヘ゜*)納得できない。

プラス、西洋医学でどんなに治療をしてみても、むち打ち症が治らないこと。このふたつが相まって、わけのわからない名前が次々に出現するのです。もちろん上記のむち打ち症症候群に正式な病名はありませんし、病気として認められてもいません。

このむち打ち症症候群の中で、胸郭出口症候群、脳脊髄液減少症、低髄液圧症候群について考えてみたいと思います。

★単なるコリに胸郭出口症候群という名前?
最近、「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」という病名で、左手がシビレる症状のある患者さんが、武蔵野リバースに来院されました。

胸郭出口症候群とは鎖骨下動脈および鎖骨下静脈が、胸郭出口部で頚肋、鎖骨、第一肋骨などや前斜角筋、中斜角筋などによって、圧迫および牽引されて起こる、痛みやシビレの症状を、そう呼ぶのだとか。

つまり、鎖骨、肋骨、胸郭の付近をレントゲン検査し、骨の形体異常や頚椎の不良姿勢が映し出されると胸郭出口症候群になるわけです。

病院では、この症例に対して神経ブロックを主な療法としているところが多く、場合によって手術の対象となる症例も少なくないといいます。神経ブロックとは、痛みの原因となる部分に局所麻酔を打ち痛みをとるもの。手術は、骨を削ったり取ったりしますが、手術をしても症状が消えないことが多いといいます……。なんのための手術なんでしょう?。

その患者さんは、8回も神経ブロックを受け、何の改善も見られないため、手術をして骨を削るというのです。鍼灸や整体治療を何度受けても、病院で神経ブロックをしても、どうしても左手のシビレがとれないので、手術しかないのかと思っていたそうです。

しかし、彼の職業は床屋さんなので、手術をしてしまった場合、転職するしかない。困り果てて、最後の最後に行き着いたのが、武蔵野リバースだったわけです。

私は彼の話を聞いて、一笑に付してしまいました。胸郭出口症候群と仰々しいネーミングの病気は、肩のつまめる筋肉と首の付け根の交わる靭帯の「コリ!」なのです。そのコリさえとってしまえば、神経ブロックも手術も必要ありません。

単なるコリに8回も麻酔を打ち、今度は骨を削る手術をするなんて、言葉は悪いですが、「バカじゃないかその医者は( ̄^ ̄メ)?」と心の中で怒りさえ感じてしまいました。

案の定、診察してみると、前述の部分が非常に硬くコッていました。私がコリをつかむと、すぐに同じシビレが出て。彼は思わず「それです、そこそこ!」と声を出していました。病院でも鍼灸でも整体でも、治療中に同じシビレが出たことが無いと言いながら、彼は「治りますか?」と顔はもう嬉しそうです。

私は彼に「普段はシビレが出ていないのに、仕事を始めたり、腕をもちあげたり、何らかの動作をするとシビレが出るでしょ?」と聞いてみました。すると、何で知ってるの? と不思議そうな表情で「はい。その通りです」と答えます。

つまり、普段は血液循環が悪くなっているのでシビレは感じませんが、動作をすると血液循環が良くなってシビレるんです。彼は、「そんな説明、今まで誰もしてくれなかった。でも、よく分かります」と納得した様子。

私はこの程度のコリなら、週2回の治療で1ヵ月半〜2ヶ月で完治させる自信あります。と言うと、彼は「手術しなくて良かった」と、本気でホッとしていました。

それにしても、単なるコリに胸郭出口症候群と名前をつけて、手術で骨をけずろうとする医者の気が知れません。彼以外にも、手術をしてとりかえしのつかない状態になっている人は、けっこういるのではないかと思うと、やるせない気持ちになります。

胸郭出口症候群とか、首肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)とか、一昔前ならキーパンチャー病とか、わけのわからない病名をつけられた人は武蔵野リバースで、神経ブロックや手術をする前に、それが単なるコリかどうかチェックしてみてくださいね。

★脳脊髄液減少症のウソ
最近、脳脊髄液減少症が話題になっています。病院によっては低髄液圧症候群と呼んでいるケースもありますが、おおむね同じことのようです。先日もニュースステーションで特集が組まれ、注目されていました。しかし、私は脳脊髄液減少症などウソ。間違った概念だと思っています。その理由を述べる前に、まず脳脊髄液減少症がどのように定義されているか見てみましょう。

脳脊髄液減少症が提唱されたのはごく最近の事で、病態はまだよく解明されていません。
いまのところ、原因不明のむち打ち症は脳脊髄液が減少するため。または、交通事故やスポーツなどによる衝撃で脳をおおう硬膜に穴が開き、脳脊髄液が漏れるとむち打ち症になる。という説が一般的になってきているようです。

治療法は患者本人の血液を注射し、血液凝固で髄液が漏れた場所をふさぐ「ブラッドパッチ療法」が有効とされています。その多くは、脊髄から注射しているようです。

むち打ち症になると、慢性的な頭痛、めまい、吐き気、手のしびれ、視力障害、倦怠、集中力・思考力・記憶力低下などが起こります。その原因が、脳脊髄液減少症というわけです。

……こんなバカな話はありません! むち打ち症のすべてが脳脊髄液が漏れて減少するから起こるわけではありません。頸椎2番目と後頭部のコリが原因で、むち打ち症になるのです。その証拠に、私はコリをとってむち打ち症の人を何百人も治してきました。もし、脳脊髄液が減少してむち打ち症になるなら、私に治せるわけがありません。

10年20年と、むち打ち症で苦しんでいる人は大勢います。そういった人たちも、ずっと脳脊髄液が漏れ続けていたのでしょうか? ちょっと考えただけで矛盾を感じます。

武蔵野リバースに、こんな患者さんが来院されました。「むち打ち症治療でブラットパッチをする予約をしているんですけれど、ブラットパッチのミスで脊髄を損傷して車椅子になった人がいると聞いて怖くなりました。もし、武蔵野リバースでブラットパッチをせずにむち打ち症を治してくださるのなら、ぜひお願いしたいと思って来ました」
 
この方の場合は、なんと1度のサーキュレーションセラピーで、むち打ち症が良くなりました。私にとっては、とても簡単な治療でした。もちろん、ブラットパッチの予約はキャンセル。なんでも、1回30万円もかかるということで、金銭的にも助かったと話されていました。

危険を伴い、そのうえ1回30万円もするブラットパッチをして、むち打ち症が完治するとは、どうしても思えません。むち打ち症はコリなんですから、ブラットパッチで治るはずがありません。こんなウソっぱちが、まかり通っていてもいいのでしょうか? 私は憤りを感じてやみません。ブラットパッチ提唱者と対決してもいいくらいです。

とにかく、皆さんも脳脊髄液減少症と銘打って暴利をむさぼる、うさんくさい治療法には十分気をつけてください。むち打ち症でブラットパッチが必要と言われたら、まず武蔵野リバースで一度治療を受けてみてからにしてくださいね。

★厚生労働省も保険会社もブラットパッチ療法を認めていないんです
とはいえ、脳脊髄液減少症、低髄液圧症候群が、むち打ち症の原因という説は、いまや通説になりつつあります。書店でむち打ち症の本を探すと8割以上の本が、むち打ち症を脳脊髄液減少症としてとらえています。また、インターネットで検索するとグーグルで約27万9,000件、ヤフーで15万件もヒットします。

その内容を読んでみると、確かにブラットパッチ療法でむち打ち症が完治したという患者さんの体験談がたくさんでてきます。これは私の意見ですが、ブラットパッチ療法が本当に有効な患者さんと、そうでない患者さんがいるのではないかということです。そして、その多くは後者。ブラットパッチでは治らない人が圧倒的に多いはずです。

そもそも、脳脊髄液減少症が発見されたのは簡単に言ってしまえば医療事故からでした。手術のために脳脊髄液を取り出す腰椎穿(ようついせん)刺(し)という方法があるのですが、その腰椎穿(ようついせん)刺(し)がうまくいかず、むち打ち症の症状と同じ痛みが発現するケースがありました。

腰椎穿(ようついせん)刺(し)は、腰椎の高さで脊柱管に注射針を刺して10 m?程度の脳脊髄液を取り出すものですが、その際に硬(こう)膜(まく)にあいた針穴から髄液が漏れ、むち打ち症と同じ症状が出るらしいのです。そして、この開いた穴を患者自身の血液でふさぐブラットパッチ療法をすると、症状がおさまることがわかったのだといわれています。

そこから、むち打ち症と同じ症状なのだから、むち打ち症の治療にも有効という図式ができあがったわけですが……、安易ですねC=( ̄o ̄;;)ハァー。

ブラッドパッチは患者本人の腕から20〜40Mlの血を取り、背中から脊椎の硬膜外腔に注入します。血液が糊の役割をして裂け目をふさぐと髄液の漏れが止まり、硬膜の中の髄液も一定の圧力となって症状がなくなるというものです。

しかし、このブラッドパッチ療法は健康保険の適応外です。2004年に10万人署名を集めて「ブラッドパッチ療法の保険診療の認可」「国による脳脊髄液減少症の研究」などを盛り込んだ要望書を厚生労働省に提出した団体もありますが、いまだきちんとした病気、治療方法としては認められていません。また、保険会社の多くはブラッドパッチ療法による治療費(対人保険)の支払いを拒否しています。

現在、ブラッドパッチ療法を採用している医療機関は国内で40ヵ所程度。本当にむち打ち症がブラットパッチ療法で完治するなら、厚生労働省、保険会社の対応はおかしいことになります。つまり、国も保険会社もブラットパッチ療法はあやしいと思っているわけでしょう。

実際に硬膜が裂けることによってむち打ち症の症状が発現し、ブラットパッチ療法が功を奏するケースに当てはまった人はラッキーでしょう。しかし、ブラッドパッチ療法のリスク、たとえば、硬膜外腫瘍、クモ膜下出血、硬膜外血腫になる可能性、さらなる頭痛、腰痛、しびれなどの後遺症。これらの危険をおかしてまで、はたしてブラットパッチ療法を受ける必然性があるのか私は疑問に思います。

つまり、むち打ち症をサーキュレーションセラピーで完治させている実績がある私からすると、リスクのあるブラットパッチ療法などしないほうがいいということになるわけです。

★サーキュレーションセラピーの方法
サーキュレーションセラピーを受ければ、むち打ち症の痛みを薬でまぎらわす必要がなくなります。最初はサーキュレーションセラピーと薬を併用し、気がつくと薬の存在を忘れている。そんな患者さんがほとんどです。

サーキュレーションセラピーでむち打ち症を治療するときは、後頭部、頚椎2番目、肩甲骨内縁、肩甲上部、背中から腰にかけての筋肉の血液循環をよくする治療が中心となります。この部位を治療すると、血液循環が良くなりむち打ち症の原因となるコリをとることができます。

血液循環が悪くなると筋肉がコッて血管を圧迫し動脈硬化を起こします。後頭部、頚椎2番目、肩甲骨内縁、肩甲上部、背中から腰にかけての筋肉の靭帯などのコリをとれば、血液循環とリンパの流れがよくなり、ミトコンドリアが再生されてむち打ち症が治るという仕組みです。

サーキュレーションセラピーは気功整体指圧という独特の手技療法です。よくあん摩やマッサージと同様に考えられ間違えられますが、まったく違うものです。その病気のポイントを「持続してつかむ」のです。もんだり、押したりはしません。

むち打ち症のポイントを「持続してつかむ」と、その人の症状が再現されます。ですから、治療中に涙を流したり、震えたり、怖がったりと、叫んだり、痛がったり。治療中、その人が普段苦しんでいる状態になります。初めて経験された人は、本当に驚かれますハッ!(゚◇゚;)その再現された状態が治療のたびに薄らいでいく。すると、実際の病状も良くなっていくというわけです。

むち打ち症はだれでも患う可能性があります。尚かつ、通常の内臓疾患(たとえばガン、糖尿病、脳梗塞などの病気)と同じで、いつ、どこで発症するかはわかりません。なのに決定的な西洋医学での治療は法確立されていません。もし、むち打ち症になってしまっても、武蔵野リバースに来れば必ず治る! と、覚えておいてください。70〜80パーセントの方が1回で治ります。症状が起きてから早ければ早いほどよく治ります。





 

 

 

 


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