しかし現在でも体内時計のリズムは太古のままで変わっていません。体内時計によれば、夜10時から午前2時の間の4時間が心と身体に必要な様々な代謝が行われ、細胞が生まれ変わるために大切な睡眠時間帯と言われています。
また1日8時間の睡眠をとることが、健康維持と老化防止ために極めて重要です。睡眠は全身の細胞が生まれ変わるためにあるのです。健康維持と老化防止ためには1日に1兆個の細胞が生まれ変わる必要があります。体重にして1キログラムの新しい細胞が老化したり、傷ついたり、炎症を起こしたり、癌化したり、奇形化した細胞と入れ替わります。これを細胞の新陳代謝と言い、究極の免疫力です。例えば、60キログラムの体重の人は、1日8時間の睡眠を取れば60日で生まれ変わり、健康が維持されと老化を克服し続けることができます。
したがって不摂生な生活、不規則な勤務体制、夜勤が多かったり徹夜の勤務が続きますと体内時計のリズムが無視されたり、睡眠時間が削られたりして強いストレスを生じるようになります。
このように睡眠時間の乱れは精神的なストレスと重なりストレス⇒体液循環の滞り⇒こり(慢性筋肉疲労)⇒自律神経失調症⇒生命力の低下⇒病気という悪循環に陥ります。
次に冷えですが、冷えには外部からの冷えと、内部からの冷えがあります。いつも冷たい外気温やエアコンにさらされたり、習慣的に冷やした飲料水や食事を取れば外部から身体が冷やされます。内部からの冷えとは、身体に変調が起こると、自律神経の危機管理システムが働き体液循環の滞りが起こり体温が低下し身体が冷えるのです。
例えば女性に冷え性が多いのは、毎月の月経がその要因で、月経のたびに血液が失われ、貧血が起こり、低血圧となり、体液循環の滞りが起こり身体が冷えます。
外部からの冷えと、内部からの冷えが繰り返し繰り返し起こるとそれが身体的ストレスとなります。この場合にも精神的ストレスと重なり、ストレス⇒体液循環の滞り⇒こり⇒自律神経失調症⇒生命力の低下⇒病気という悪循環に陥ります。
姿勢には日常何気なくしている姿勢と、毎日の仕事の姿勢がありますが、特に仕事の姿勢は職種によっていろいろです。たとえば、オートバイのライダー、自動車のドライバーは長時間座っている姿勢を強いられますし、接客業の方は毎日長時間立っていることを強いられます。作家、翻訳家、漫画家、デザイナー、プログラマー、コンピューターのオペレーター、建築家は毎日長時間のデスクワークを強いられます。
このように職業によって姿勢は様々ですが、同じ姿勢を毎日繰り返しとり続ける事がバランスを崩す身体的ストレスとなります。このように姿勢による身体的ストレスは精神的ストレスと重なり、ストレス⇒体液循環の滞り⇒こり(慢性筋肉疲労)⇒自律神経失調症⇒生命力の低下⇒病気という悪循環に陥り、職業病と呼ばれる病気になるのです。
サーキュレーションセラピー
「サーキュレーションセラピーは、人体の体液の自然の循環を整え、
生理作用を活発にし、創造的生命力のエネルギーを働かせ、
自然治癒力を旺んにする調身・調息・調心法であり、
養生、養心、療病、健康および長寿の秘訣で、
医者いらずの東洋医学です!」

ストレスには「精神的ストレス」と「身体的ストレス」があリます。
■精神的ストレスの要因【自覚できるストレス】
仕事学校関係
就職、転勤、単身赴任、昇進、左遷、転職、失業、退職、残業、夜勤、入学、転向、進学、退学、 成績不振など。
家庭関係
結婚、離婚、転居、同居、別居、子供の独立など。
対人関係
上司、同僚、部下、取引先、友人、先生、隣人、家族、嫁姑、恋愛、失恋、出会い、離別、友人の病気・死、家族の病気・死など。
その他 妊娠・出産の不安感、経済問題、差別、いじめ、失敗、挫折、恐怖、怒り、将来に対する不安など。
■身体的ストレスの要因【自覚できないストレス】
肉体的テクノストレス
姿勢、けが、長距離勤務、長時間勤務、受験勉強、運動不足・過剰、エアコンによる冷え、睡眠不足、不規則な生活・勤務、過労、介護、看病、妊娠による身体的変化、月経による苦痛、出産時の異常(帝王切開、吸引分娩、鉗子分娩)、股関節脱臼などの出産時の障害、喫煙、手術、薬剤、抗がん剤、放射線、レントゲン、歯列矯正、マッサージ器(電動いす・中山式快癒器・各種マッサージグッズ)、サポーター、コルセット、指輪、ネックレス、ピアスなど。
環境的テクノストレス
冷え・暑さ・ 気圧・低気圧など天候・気候の変化、騒音・排気ガス・ばい煙・ダイオキシン・カドニウムなどの公害、オゾンホールによる紫外線の増加など。
食生活のテクノストレス
過食、偏食、美食、暴飲、暴食、冷たいもの中毒など。
〈参考〉
テクノストレス
最近、テクノストレスによる患者さんが急増しています。急速なコンピューターの普及で問題となっている、テクノストレスについて調べてみましたので、参考にしてください。
現状
急速な情報機器の普及によって今、私たちの身の回りには、急速にコンピューターが浸透してきています。インターネットなどのネットワークが普及し、顔も見ず、声も出さずに、離れた人とコミュニケーションがとれるようになってきています。また、学校にも、会社にもコンピューターが導入され、また家庭にも普及してきています。また、パソコンだけではなく、ゲーム機から家電製品までにコンピューターは内蔵されています。つまり、高度情報化によって、コンピューターが使えなくては、コンピューター特にパソコン・携帯電話・ゲーム機と仲良くしなければ、生きていけない社会になってきているのも事実です。
そして今、コンピューターが心に与える影響が問題となってきています。テクノストレス その総称として、『テクノストレス』という言葉が使われていますが、テクノストレスとは一体どういうものなのでしょうか。辞典で引くと以下のようになりました。
テクノストレス Technocracies コンピューターに過剰適応したり、逆にうまく適応できないために生じる心身の障害。さまざまな病態があらわれるため、テクノストレス症候群といわれる。
アメリカ・シリコンバレーで生まれた「テクノストレス」
テクノストレスという言葉は、1984年(昭和59年)にアメリカのクレイグ・ブロードが提唱しました。
当時、シリコンバレーで早産、月経異常、アルコール依存症や薬物依存、うつ病、自律神経失調症などが多発し、その背景にテクノ不安症とテクノ依存症があると分析したのです。
テクノストレス症候群は、大きく、コンピューターに適応できない『テクノ不安症』と、コンピューターに適応しすぎてしまう『テクノ依存症』、ディスプレイを長時間使用することによって発生する『VDT症候群』などに分けられるそうです。
これらの症状には、すべてストレスというものが関わっているわけです。
そもそもストレスとはどういうものなのでしょうか。ストレスとは、簡単にいえば緊張状態のことで、人間が危ないと感じたとき、体が戦うか逃げる体制になることです。例えば、心臓の鼓動、呼吸がはやくなる、血糖値があがり、汗がでて、消化がおそくなるなどの症状があります。この状況は、日常よくあることであり、ストレスがなくなればすぐ元に戻ります。しかし、この状態を長期間にわたって受け続けた場合、体が警戒態勢のまま元に戻らなくなり、体のエネルギーが使いはたされ、死にいたることもあるということです。
テクノ不安症
コンピューターの普及により、事務処理や、社内連絡などもコンピューター化され、文章は、ワープロで書かなければ通らない時代になってしまい、いままでコンピューターとは無縁だった人がコンピューターに向かうことが多くなっています。
『テクノ不安症』とは、コンピューターを使わなければならなくなったとき、コンピューターは難しい、怖い、という意識に追いつめられてしまうというもので、コンピューターを避けるようになり、過度のストレスによって、いらいらしたり、強い絶望感を抱いたりするそうです。
予防策としては、自分の他の能力にも目を向け自信を持つ、休暇をとる、得意な人に指導してもらうなど積極的に行動するなどが上げられます。
テクノ依存症
たぶんこのページを見られている方に、テクノ不安症の方は少ないと思うので、テクノ依存症について詳しく調べてみたいと思います。
『テクノ依存症』とは、コンピューターに適応しすぎて、コンピューターの事しか考えられない、対人関係を嫌う、思いやりが欠如する、オン/オフ、はい/いいえ、正解/不正解といった極めてデジタルな考え方しかできなくなる、自分の限界が分からなくなる、時間の感覚がなくなる、邪魔されるのが我慢出来なくなる、あいまいさを受け入れられなくなる、人と接することを嫌うようになる、人を見下すようになるなどの症状をいうもので、つまりは、機械的に人間になってしまうということです。
統計的には女性より男性の方が依存症になる傾向が強いそうです。
また、最近では、インターネットなど(メールやチャット、ネットサーフィン)にのめり込んでしまい、睡眠が減り、部屋に閉じこもって対人関係を嫌い、実生活にも支障をきたしてしまう。つまり、仮想社会から実社会に戻れなくなってしまう。いわゆるネット中毒になるケースも増えてきています。特にインターネットの普及しているアメリカでは問題となっています。日本でも最近は、ネット中毒になる人が増えてきています。
また、バーチャルリアリティ(仮想現実)がゲームなどに応用され、バーチャル〜、仮想〜といわれるものに触れる機会が多くなっています。そのため、コンピューターにのめり込んでしまうという事がなくてもテクノ依存症にはなる可能性があるのではないかと思います。
テクノストレス症候群
テクノストレス症候群には、おもに以下の3つの症状がある。
1.目の症状(眼精疲労)=VDT(Visual Display Terminal) 症候群
目が疲れる、目が痛い、目が乾く、目がかすむ、遠くや近くの物が見えにくい、まぶたがぴくぴくする、瞬きが多くなるなど。近視、角・結膜炎、ドライアイ、眼瞼下垂、眼瞼痙攣、眼底出血、緑内障、中心性網膜症。
2.体の症状(けん腕症候群)
肩がこる、首が痛い、手がしびれる、腰が痛い、頭痛がする、めまいがする、全身がだるい、(女性の場合)生理が不順になるなど。神経性狭心症、動脈硬化症、くも膜下出血、不整脈、気管支喘息,神経性呼吸困難症(過呼吸・無呼吸症候群)、慢性胃炎、胃潰瘍,十二指腸潰瘍,潰瘍性大腸炎、過敏性大腸症候群、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、多汗症、慢性蕁麻疹、湿疹、インポテンツ、不感症、不妊症、子宮筋腫、メニュエール氏症候群、耳鳴り、難聴など。
3.精神面の症状(精神障害)
イライラする、根気がなくなる、憂鬱になる、自信がなくなる、無気力になる、パソコン恐怖症(パソコンが苦手で苦痛だ、自分が無用に思えてくる)、パソコン依存症(人と話すのが怖い、パソコンがないと不安になる、コンピューターの事しか考えられない、対人関係を嫌う、思いやりが欠如する、オン/オフ、はい/いいえ、正解/不正解といった極めてデジタルな考え方しかできなくなる、自分の限界が分からなくなる、時間の感覚がなくなる、邪魔されるのが我慢出来なくなる、あいまいさを受け入れられなくなる、人と接することを嫌うようになる、人を見下すようになる)など。
※1や2によって引き起こされたり、助長されたりするという相関関係もある。
ストレスには、いいストレス(短時間の適度な緊張感)と悪いストレスがあるが、テクノストレスの場合は後者といえよう。
悪いストレスは、自律神経やホルモン・サイトカインの働きを乱してしまう。近年の研究では、悪いストレスは、「免疫力、自然治癒力の低下」をもたらすこともわかってきた。
つまり、ストレスが長期化すると、人は細胞レベルでもストレスによる歪みを感じ続けることになる。そして脳や細胞が通常とは違う情報を体中に流すようになり、細胞自体も歪み、病気に対する抵抗力もなくなる。
つまり自分の力で治るはずの病気も治らなくなる、という悪循環に陥ってしまうのだ。
このようにストレスはボディブローのようにじわじわと、心と体にダメージを与えるため、要注意である。
予防策としては、サーキュレーションセラピー、ウォーキング、休暇をたくさんとるようにする、人との交流を多くする、思いやりや優しさの重要さを再認識するなどがあげられます。
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